1)背景
第2回目です。
自身のポートフォリオをデプロイするために、AWSのインスタンスを構築します。インスタンスの設定方法の手順記事はすごく多いので、ここでは備忘録も含めて、非常に端的に手順を記載します。
全4話で進めます。
2)環境
項目 | 内容 |
---|---|
OS.Amazon Linux AMI | release 2018.03 |
Ruby | v2.5.1 |
Ruby On Rails | v5.2.4.3 |
MySQL | v5.6 |
3)内容
以下の作業は、AWS上で作業を進める。全設定で45分程度かなと思います。(段取りが分かっていれば、30分)
(1)yumパッケージの使用(5分)
- yumパッケージの更新
- 各種パッケージの導入
(長いのでメモしておきます。)
CMD>sudo yum -y install git make gcc-c++ patch libyaml-devel libffi-devel libicu-devel zlib-devel readline-devel libxml2-devel libxslt-devel ImageMagick ImageMagick-devel openssl-devel libcurl libcurl-devel curl
(2)JSパッケージの導入(5分)
- node.jsの導入
(3)Rubyのインストールと設定(15分)
- rbenvのインストール (※ここは時間がかかります)
- .bash_profileの設定(Rubyのパス設定)と再読み込み
- ruby-buildのインストールとrehash(再読み込み)
(4)Mysql設定とDB接続(10分)
- MySQLのインストール(V5.6)
- サービスの起動
- DB管理者パスワードの設定と接続確認
(5)EC2インスタンスとGitHubのssl認証設定(10分)
ここは少し難しいです。
- キーペアの作成。以下コマンドです。
ssh-keygen -t rsa -b 4096
- 自分のGitにアクセスして、許容するSSL通信に先ほどのRSAキーペアを設定する(ssh-rsa…から最後まで貼り付けるだけ。)
- EC2からgitへの通信確認
[ec2-user@ip-172-31-xxxx .ssh]$ ssh -T git@github.com
(省略)
Hi Daisuke-Ichikawa-2! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.
以上、短く記載しました。
コマンドによっては応答時間がかなりかかるものがありますので、ちゃんとプロンプトが返ってくるまで待つ方がいいです。
あと、ここまで設定したらインスタンスを再起動した方がいいです。再起動後は、Mysqlサービスが起動していないので、起動する必要があります。