アルゴリズム変更(Substitute Algorithm)

1つずつリファクタリング技法まとめ
個人的に簡単かつ取り入れ易いと思うものから

目的

すぐ引き出せるようにする

基本作業サイクル

• システムを動かして仕様を精査
• テストメソッドを作成
• テストの失敗を確認
• テストの成功を確認
• 小さい変更、随時テスト実行(パターン追加失敗確認->成功確認)
• 最後テスト実行
• 最後動作確認

引数オブジェクトの導入(Introduce Parameter Object)とは

分かりやすいアルゴリズムでメソッドの中身を書き換えること

ポイント

• テストに対して新しいアルゴリズムを実行し、結果が同じになることを確認する
• 実装時は新旧両方の結果に着目し、テストケースと失敗の関係性を理解する

例

def members(people) 
  members = [] 
  people.each do |person|
    if (person == 'Luffy')
    end
    if (person == 'Zoro')
    end
    if (person == 'Sanji')
    end
  end
  members
end

　　　↓

def members(people) 
  people.select do |person|
    %w(Luffy Zoro Sanji).include? person
  end
end

書籍情報

Jay Fields (著), Shane Harvie (著), Martin Fowler (著), Kent Beck (著),
長尾 高弘(訳), リファクタリング:Rubyエディション
https://amzn.to/2VlyWML

雑感

単純なアルゴリズムだけにまず抽出して、書き換え時の考慮範囲を限定的にする。