はじめに
これはtypstで日本語文章を作成してみる①(オンラインエディタ登録編)の続きです。
前回作成したからのプロジェクトを利用してtypstで日本語入力をできるように準備をします。
とりあえず日本語を書いてみる
まずは何も設定せずに以下のような日本語を入力してみます。
本日は晴天なり。
previewを見てみると、いくつかの問題があります。
- 漢字の形が異なっている
- 句読点の表示がおかしい(中点のような感じになっている)
日本語フォントの設定
上記の問題は日本語フォントが正しく設定されていないことが原因だったようです。そのため、日本語フォントを設定します。
そのために1行目に以下のコードを記述します。
#set text(font:"Noto Serif CJK JP")
今回はフォントをNoto Serif CJK JP
にしましたが、好きなフォントを選んで選択するのが良いと思います。フォントの頭文字を入力すると候補を自動補完してくれるので自分好みのフォントを選びましょう。
これで漢字や句読点が正しく表示されるようになりました。
日本語のスペルチェック機能を有効化
これで問題なく日本語が出力されるのですが、editor画面を見ると日本語の下に赤い波線が表示されています。マウスを当ててみるとどうやらスペルチェックのエラーが出ているようです。
これを解決するためにスペルチェックで利用する言語を設定します。
先程のfont設定のコードの下に以下の行を追加します。
#set text(lang:"jp")
これにより,スペルチェックの言語が日本語に設定できました。