はじめに
Windows10で動作可能な、役に立つフリーソフトを紹介します。
私的な備忘録に近いものになります。
人によって必要なものは異なりますので、ピンときた人だけ試してみてください。
随時更新予定
なお、紹介したソフトに関連する質問や相談等にはお答えできません。
また、紹介したソフトを利用した結果、生じた不利益にいかなる責任も負いません。
ただ、これは脆弱性があるよ!とか、スパイウェアが入ってるよ!とかは、教えてもらえると幸いです。
本当に役に立つフリーソフト
BunBackup
- 細かいルールに基づいたフォルダバックアップをできるようにする。
- 指定した時間に自動でバックアップをできるようにする。
ド定番の国産バックアップアプリ。
俺はただファイルを自動でコピーしたいだけなのに……って人におすすめです。
必要な機能は全部入っています。
どうでもいいですが、みなさんも以下のような経験ありません?
- Windows10の標準でバックアップしようとしたら、ファイル履歴ってのを使えって言われたけど、なにこれ?
- 設定したけどすぐHDDがパンクした。しかも、戻し方もよくわからないしちゃんとバックアップ取れてるのか……?
- HDDについてきたソフト使ってみるか……オシャレな外見だけど操作がよくわからんな……
- なんかしばらくしたら有料版買えって出てきた……しかも他のPCで使おうとしたらライセンスで弾かれるやん……
- 違うソフト使うか!フリーでなんかいいやつあるやろ!
- 中華製の怪しいバックアップソフトしか出てこない……しかもフリーだって聞いたのに、結局プロ版買えって出てくる……
- ('A`)マンドクセ
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「BunBackup」定番の高速バックアップソフト - 窓の杜
EarTrumpet
- 音声ミキサーを直感的に操作できるようにする。
LINE通話をしながらゲームをしたり、YouTubeを見ながらテレビ会議をしたり、パソコンにサウンドミキサーの役割を求められるケースが増えてきました。
にも関わらずあいも変わらずWindows10のオーディオアプリは使いにくい。
こいつを入れると、サクッと各アプリ毎の音量を調節できるようになります。
まぁ、Windows10出始めの頃よりはだいぶマシになったけどね、標準も。
Everything
- ローカルに保存されたファイルをファイル名で高速にインクリメンタルサーチできるようにする。
- AND/OR検索やワイルドカード、正規表現を使った検索をできるようにする。
- ファイル名の一括変換が行える。
WindowsXP時代の犬やイルカに比べるとWindows10のファイルサーチは非常に優秀になりましたが、And検索やOr検索は苦手なようで、やっぱりファイル検索ソフトは必要になります。
Google デスクトップが死んだ時、よく代替で紹介されていたアプリですが、アップデートを重ね安定性、速度ともに非常に良くなっています。
使ってる人でも知らない場合がありますが、実は簡易的なリネームソフトとしても使えます。
リネーム対象のファイルを複数選択して名前の変更を行うと、ツールを利用したリネームが行なえます。
だいたいのケースが対応可能なのでお試しあれ。(マニュアルに載ってないのが謎すぎる)
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「Everything」高速なファイル検索ソフト - 窓の杜
MPC-HC (Media Player Classic Home Cinema)
- DVDを含む動画の再生ができるようになる。
Windows Media Playerは死んだんだ
いくら呼んでも帰っては来ないんだ
もうあの時間は終わって、君も人生と向き合う時なんだ
Windows10になってからWindows Media Playerは有料になりました。
なので動画再生をする際にはアプリが必要となります。
VLCなども有名ですが、操作が単純、軽量、プラグインが豊富な点で私はこちらをおすすめします。
間違ってもG●M Playerとか入れないでくださいね、スパイウェアが入っているらしいので。
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Home · MPC-HC
CPU-Z
- パソコンのハードウェア情報を一括で確認できるようにする。
ハードウェアトラブルやパソコンのアップグレードの時に、自分のパソコンのハードウェア情報が知りたい時がありますよね。
こいつを使うと、パソコンのCPU、マザーボード、メモリ、グラフィックボードの正式名称が確認することが出来ます。
メーカー謹製マシンやBTOマシンだと、そもそも何が使われてるのか知らないですからね、便利。
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「CPU-Z」CPUのハードウェア情報を表示するツール - 窓の杜
Authy
- パソコン単体で二段階認証をできるようにする。(電話番号自体は必要)
- スマホとパソコンで同期が可能。
- Pinロック対応。
セキュリティの世界ではデファクトスタンダードとなった二段階認証。
ただ、PCでログインした時いちいちスマホを確認するのはなんかバカバカしい。
正確にはAuthyはアプリではなくサービスなのですが、こいつを利用することで二段階認証をPCだけで行うことができるようになります。
まぁググると使い方の記事はたくさん出てくるので詳しくはそちらを参考にしてください。
参考
【S】一生使う前提の2段階認証アプリ「Authy」の使い方Download
Download - Authy
Link Shell Extension
- シンボリックリンクを右クリックで作成できるようにする。
- プロパティからシンボリックリンクの情報を確認できるようにする。
Linuxだと当たり前なのに、Windowsだと設定がちょっとめんどくさいシンボリックリンクをGUIでサクッと作成できるアプリ。
色々使ってますが、ぱっと思いつく中で一番有名なのがiPhoneバックアップをCドライブ以外に作成する時とかですかね。
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Link Shell Extension のダウンロードと使い方 - k本的に無料ソフト・フリーソフト
CBX Shell
- Zipファイルに画像が含まれていた場合、エクスプローラのサムネイルに表示する。
- エクスプローラでZipファイルにマウスカーソルを合わせた場合、ファイル総数等を表示する。
電子書籍を自炊している人などには必携、サムネイルでファイルを判断できるのは強いです。
と、いうかこれくらい標準で対応してくれよとは毎回思います。
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CBX Shell - k本的に無料ソフト・フリーソフト
Restore Windows Photo Viewer to Windows 10
- Windows 10 上で、各種画像ファイルを「Windows フォト ビューアー」で開けるようにする。
Windows10の画像ビューアに未だに慣れません。
実はWindows7時代の画像ビューアはWindows内に残っており、このアプリを入れることで画像を以前のビューアで表示することが出来ます。
ダークモードに対応していないのが、玉に瑕。
2020/12 追記
Windowsアップデートの20Hで画像ビューアが消えたっぽいです。
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Restore Windows Photo Viewer to Windows 10 - k本的に無料ソフト・フリーソフト
Splashtop Remote Access
- Windows10 Home でもPCのリモート操作を可能にする。
- iPhoneやAndroidからも操作を可能にする。
- 高フレームレートに対応、なめらかな操作が可能。
Windows10はProならRDPを利用できますが、Homeだと出来ません。
リモートアプリはいくつかありますが、いろいろ試した結果Splashtopが一番使いやすいと思います。
回線の帯域次第ですが動画やゲームにも対応できます。
正確にはフリーソフトではなくPersonal版のみフリーとなります。
Personal版は商用利用とローカルネットワーク外からの接続が不可能となりますのでご注意ください。
後者に関してはVPN使いましょうね。
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ダウンロード - Splashtop
7-Zip
- 様々なファイルアーカイブを可能にする。
- コマンドラインからアーカイブ操作を可能にする。
高圧縮率のファイルアーカイバ(圧縮・展開/圧縮・解凍ソフト)
Zip系ソフトはLhaplus等が日本では人気だが、柔軟性ではこちらのほうが圧倒的に上。
コマンドラインからのオプションも豊富なので、PowerShellでゴリゴリ書く時重宝します。
(PowerShell単品でもZip操作は可能だが、あんまり使い勝手が良くない)
7-Zipとあるが、7z形式を取り扱ったことは未だ無いのが悲しい。
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圧縮・解凍ソフト 7-Zip
本当はいらないフリーソフト
基本的にWindows10の標準機能で実現できるものを紹介しています。
まぁお気に入りのフリーソフトを使い続けるのもいいですが、ピュアな環境で使えるほうが嬉しいケースも多々あります。
知らなかった!という人は一度試してみましょう。
画像キャプチャソフト
キャプチャソフト入れる理由は人それぞれですが、結局のところやりたいのは「範囲指定」して「クリップボードにコピー」だったりします。
Windows 10 October 2018 Update 以降、Windows10では標準で範囲指定キャプチャができます。
「Snipping Tool の事?」ってなりそうですが違います。
まぁとりあえず[Windows]+[Shift]+[S]を押してみてください。
クリップボード拡張ソフト
一日のうち何回押すかわからないくらいお馴染みのある[ctrl]+[c]ですが、さっきコピペしたのをもう一回使いたいケースがちょこちょことあります。
昔であればクリップボード拡張ソフトを入れて対応していたのですが、Windows 10 October 2018 Update 以降、Windows10では標準で可能となりました。
機能はシンプルで拡張性は少ないですが、画像のコピーまで覚えていてくれるので、画像キャプチャとの親和性も高いです。
マイクロソフトアカウントを利用してサインインしている場合は、マシン間のクリップボードの同期もしてくれます。
[Windows]+[V]から実行できます。
Google Chrome
正気です。
詳しい人ならご存知かもしれませんが、Microsoft Edgeが新しくなり、Chromium ベースになりました。
Google Chromeみたいにバカみたいメモリは食いませんし、しつこくログインも要求されません。
Googleのサービスにバリバリ依存している人でも問題なく動作しますし、Chromeでお気に入りの拡張機能も問題なく動作します。
今はまだWindows Update経由でのインストールはされていませんが、いずれ行われる予定です。
Windows標準についてくるWebブラウザが使い物になるって言うのは凄いですね。
20年近く忘れていました。お試しあれ。