はじめに
こんな人におすすめ!
- macOSを持っていない...
- お試しでiOSアプリを開発したい!
- FlutterアプリをGooglePlayだけでなくAppleStoreにもリリースしたい!
AWSのmacOSを使ってアプリをリリースした経験をもとに、AWSでのmacOS構築を始める方への参考になれば幸いです。
注意
macOSをAWSで構築すると、短時間であったとしても思いのほか料金かかってきてしまいます!
利用目的と用途を固めたうえで構築することをお勧めします。
参考記事はこちら。
参考
①
EC2インスタンスでmacOSを作成する方法はこちら。
AWSのEC2でmacosの専有ホストを割り当てて、インスタンスを配置します。
②
起動したインスタンスをGUIでアクセスする方法はこちら。
RealVNC Viewerを使用してmacOSにアクセスします。
③
flutterアプリをiOS用にビルドする方法はこちら。
リリースに必要な.ipaファイルを作成します。
手順
macOS接続まで ... 参考①,②
- AWSへ専有ホスト利用の申請を提出
- 専有ホストを割り当て
- macOSのEC2インスタンスを作成(リリースするだけであれば400GBで十分)
- インスタンスを起動
- RealVNC ViewerでインスタンスへGUI接続
macOS接続後 ... 参考③
- XCodeをダウンロード
- GoogleChrome, VScodeをダウンロード
- プロジェクトフォルダをGitクローン
- flutter SDKをインストール
- Apple DeveloperのIdentifiers でバンドル IDを発行
- App Store ConnectでNew Appを作成
- XCodeを開いて、RunnerのSigning & CapabilitiesにTeamとバンドル IDを入力
- アプリアイコンを設定
- プロジェクトフォルダからflutter build ipaを実行
9.でError running pod install が発生した場合の対処法
- ios/Podfile の一番上の行に以下を追加
- 最小バージョンを指定する
- 再度実行
ios/Podfile.rb
source 'https://github.com/CocoaPods/Specs.git'
platform :ios, '13.0'
最後に
小規模Flutterアプリ開発の戦略として、単発でアプリをリリースするのであれば
「リリース日前にAndroidでしっかりテストしておいて、リリース日にだけmacOSを立ち上げてリリースする」
というのも現実的かと思います。
ただ、継続的にリリースするのであれば、自前のmacOSを購入することをお勧めします。
質問、随時受け付けます!
問題が起きたり行き詰まったり等あれば、お気軽にご相談ください!