はじめに
23年4月20日(木)に幕張メッセで開催された AWS Summit Tokyo 2023 に行ってきました。
これまで、オンラインでの参加しかしたことがありませんでしたが、初めて現地に行きオフラインの良さをしみじみと感じたので共有させていただきます。（今更の投稿で恐縮ですが･･･）
会場の雰囲気
開場の30分ぐらい前に着きましたが、その時には長蛇の列でした。
皆さんの関心の高さが伺えます。
オープニングの基調講演を生で聞くために、多くの方が１時間も前から席を取っていました。
オープニングの基調講演は以下の方々。
・KDDI株式会社 代表取締役社長 CEO 髙橋 誠 氏
・株式会社インテグリティ・ヘルスケア 代表取締役社長 園田 愛 氏
・初代デジタル大臣 自民党デジタル社会推進本部長 平井 卓也 氏
・神戸市長 久元 喜造 氏
・浜松市長 鈴木 康友 氏
・アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 代表執行役員社長 長崎 忠雄 氏
・アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 執行役員 パブリックセクター統括本部長 宇佐見 潮 氏
データ分析や機械学習、AIに関する内容が多かった印象です。
自社だけでのデータ活用から『企業間』でのデータ活用へシフトしていく時代。そのために個人情報などをAWSが自動的にマスキングして共有する AWS Clean Rooms の発表がありました。発表時点ではプレビュー版ですが、今後注目のサービスです。
また、生成AIを利用した Amazon CodeWhisperer の発表もありました。
こちらは会場全体で驚きの声が上がりました。皆さんの関心具合も分かりますし、オンラインでは味わえない感覚です。とにかく熱量が違います..
展示ブース
幕張メッセの大きな会場には一日では到底周りきれないほどの展示ブースが並んでいます。
AWS社
代表的ソリューションと業種別取り組みの案内や、デモ、物理基盤や各種展示物などの紹介などがあります。また、各分野のAWSエキスパートと直接相談することもできます。
AWS Snowball Edge の実物などのもありました。
これで80TB。20Kgもするそうで、重すぎて持てないレベル。。
こういう出会いも地味に嬉しいですよね。
AWS利用したサービスや製品の事例展示
AWSを利用している企業のサービスや製品に関する紹介や活用ポイントを深く聞くことができます。
こちらはPayPayさん。5,500万人が利用するQRコード決済サービスもAWSで作られていたんですね。
開発当時はECSが無かったので、EC2にKubernetesを導入したとのことでした。
他にもRICOHさんや多くの企業が展示されており、話を聞き質問できることがとても楽しく、また勉強になりました。
AWS認定パートナー企業
他にもAWS認定パートナー企業による導入支援、関連サービス、最新技術、事例紹介などの多彩なコンテンツが体験できます。展示ブースでのミニセッションやデモもあり、パートナーエキスパートと交流可能です。
成功事例だけでなく、問題となったポイントやどう対処したかなど、実PJの話はとても参考になりました。
こちらは知らない人はいない classmethodさんのブース。
サーバレスやノーコード、ローコード開発が大好きな私的には、一番長く話をお聞きしてしまったoutsystemsさん。ノーコード、ローコード市場は今後も成長拡大していくのでぜひ押さえておきたいですね。
AWS DeepRacer
機械学習モデルで自走するラジコンカー「AWS DeepRacer」のレース大会もやってました。
AWS 認定者ラウンジ
AWS認定のデジタルバッチを提示すると、専用のラウンジを利用できます。
飲み物やお菓子が置いてありました。
AWS認定全12冠達成している方は先着でTシャツがもらえるそうです。
その他
先着でお弁当が貰える
各ブースでお土産が貰える
まとめ
今回は1日目のみの参加でしたが、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
多くの実例や成功/失敗談、どうやって乗り越えたかなど勉強になることがたくさんありました。
1つだけ後悔ですが、、一人で行ってしまったことです。
驚きの共有や議論など、友人や会社の仲間と行けばもっと楽しめたかなと思います。
来年は友人や会社の仲間を誘っていこうと思います。