非ITの人にも伝わるようにIT用語を説明したい
エンジニアをしていると、家族や友人から「それってどういう意味?」と聞かれることがありますよね。
私も学生さんからIT用語について訊かれることが多いのですが、パっといい喩えが出てこない…ということも多いです。
専門用語をそのまま説明しても伝わらないので、身近なものに例えて説明してみます。
サーバー
ウォーターサーバーは水を提供しますよね。ビールサーバーはビールを提供します。
同じように、WebサーバーはWebサイトを提供してくれるし、DBサーバーはデータを提供してくれます。
「〇〇サーバー=〇〇を提供するもの」 とざっくり覚えておくとわかりやすいです。
フレームワーク
バレンタインにチョコを手作りとき、だいたいの人は出来あいの板チョコから作ると思います。
だってチョコから作ろうと思ったら、カカオ豆をローストして殻を割ってすりつぶし、ペースト状にして……
とにかく工程が多くて大変です。
ですが出来合いのチョコを使えば、自由度を損なうことなくお菓子を作れます。
フレームワークも同じで、ある程度の工程が簡略化され、自由度も損ねることなく作りたいものを作れる仕組みです。
API
お店の注文票みたいなものです。
「これをください」と書いた票を渡すと、お店の人が持ってきてくれる。
システム同士が情報をやり取りするときの「注文票」がAPIです。
データベース
巨大な住所録・台帳です。
大量のデータを整理して保管しておき、必要なときに素早く取り出せる仕組みです。
クラウド
自分で倉庫を建てて管理するのではなく、レンタル倉庫を借りるイメージです。
自分でサーバーやソフトウェアを用意・管理しなくても、必要なぶんだけ借りて使えます。
キャッシュ
毎朝使うコップを、わざわざ食器棚にしまわずシンクの横に置いておく感じです。
よく使うデータを手の届くところに置いておくことで、素早く取り出せるようにしています。
デプロイ
工場で作ったものをお店に並べる作業です。
作ったアプリを、実際にユーザーが使えるように公開することを指します。
DNS
郵便番号と住所の関係に似ています。
インターネット上のサーバー(住所)には「IPアドレス」という番号が割り振られていますが、数字だけでは人間にはわかりづらい。
DNSはその番号と「google.com」のようなわかりやすいドメイン名を紐づけてくれる仕組みです。
バグ
ソフトウェアの不具合のことです。
設計図通りに作ったはずなのに、想定通りに動かないといった状態を指します。
語源は本当に虫(bug)がコンピュータに入り込んで誤作動を起こしたことから来ています。
パッチ
穴の空いたズボンに当て布をするイメージです。
バグや脆弱性が見つかったとき、プログラム全体を作り直すのではなく、問題のある部分だけを修正する応急処置のことです。
アルゴリズム
料理を作るときの手順書です。
「野菜を切る→炒める→味付けする」という手順があるように、コンピュータも「こういう順番で処理する」という手順に従って動いています。
ブラウザ
インターネットという広大な世界を覗く「窓」です。
ChromeやSafariがブラウザにあたります。窓がなければ外の世界は見えません。
検索エンジン
図書館の司書さんのようなものです。
「〇〇について知りたい」と伝えると、関連する本(Webサイト)を全部持ってきてくれます。
GoogleやBingが検索エンジンにあたります。
いかがだったでしょうか。
わかりやすく説明すると、正確性に欠ける部分はあるものの、
身近なものに例えると、IT用語は意外とシンプルですよね。
「なんだか難しそう・・・」と思っていた人に、少しでもITが身近に感じてもらえたら嬉しいです。