はじめに
この記事はRails Girls Japan Advent Calendar 2025の21日目の記事です。
出雲市で初めてのRails Girlsイベントを運営した経験について振り返ります。
そして、本イベントの素晴らしさを少しでもお伝えできればと思います。
これからRails Girlsを開催してみたいと考えている方、コミュニティ活動に興味がある方の背中を少しでも押せたら嬉しいです。
Railsとは・Rails Girlsとは
すでにご存じの方は、この章は読み飛ばしていただいて大丈夫です!
Ruby on Railsについて
Ruby on Rails(通称Rails)は、Ruby言語で書かれたWebアプリケーションフレームワークです。
「設定より規約」(Convention over Configuration)の思想のもと、開発者が迷わず効率的にWebアプリケーションを作れるよう設計されています。
Rails Girlsについて
Rails Girlsは、女性がプログラミングに触れ、アイデアを形にする楽しさを体験できる無料のワークショップイベントです。
フィンランドで始まり、現在では世界中で開催されています。
プログラミング初心者の女性が、コーチのサポートを受けながら1日でWebアプリケーションを作り上げる体験ができるイベントです。
公式サイト: https://railsgirls.com/
Railsとの10年、そしてRails Girlsとの出会い
高校生の頃に初めて触って、Railsで仕事をしたいと思うようになり、Ruby学科に進学して現在に至るのですが、私がRailsに出会ってもう10年になります。
Railsの「楽しく開発できる」という思想、そして活発なコミュニティの温かさに魅了され、ずっとRailsと共に歩んできました。
そんなある日、地域のエンジニアの集まりでRails Girlsの運営メンバーのお誘いをいただきました。
出雲市のIT企業では、Railsを使った開発が盛んで、多くのエンジニアがRailsを愛しています。
しかし、Rails Girlsが出雲市で開催されたことは、一度もありませんでした。
「出雲で、初めてのRails Girlsを開催できるかもしれない」
その可能性に、心が躍りました。
Rails Girlsってどんな活動?
Rails Girlsの運営をするにあたって、まずイベントの雰囲気を知る必要があると考えました。
「Rails Girlsって、実際にはどんなイベントなんだろう?」
オーガナイザーを務める4人で、東京で開催されるRails Girlsのイベントに参加してみることにしました。
そこで見たのは、Rails初心者の方々が、楽しそうに、そして真剣にアプリを作る姿でした。
- コーチと参加者が笑顔で対話している様子
- 「動いた!」という瞬間の喜びの表情
- 初めてのプログラミングに挑戦する勇気
- 参加者同士が自然と助け合う温かい雰囲気
その光景を見て、わたしは決心しました。
「このイベントを、何としてでも出雲で成功させたい!」
デザインで想いを形に
運営チームに加わった私は、イラストやデザインのスキルを買っていただき、主に以下を担当することになりました。
- イベントロゴのデザイン
- 告知用ポスターのデザイン
- 当日使用するスライドの制作
これまで、Railsへの愛、地域への愛は、心の中にずっとありました。
しかし、それを形にする機会は、なかなかありませんでした。
Rails Girlsの運営参加により、初めてその想いを形にできるチャンスをいただいたのです。
デザインで大切にしたこと
デザインを作る上で、3つの要素を大切にしました。
1. 女性らしさ
Rails Girlsは、女性がプログラミングに触れる入り口となるイベントです。
親しみやすく、柔らかい印象を持ってもらえるよう、色使いやフォント選びに気を配りました。
2. 出雲らしさ
出雲市といえば、出雲大社をはじめとした歴史ある文化が息づく街です。
そこで、出雲大社をシンボルにした大胆なロゴを制作しました。
3. Rails Girlsの魅力
何より大切にしたのは、「このイベントに参加してみたい!」と思ってもらえることでした。
楽しさ、学びの雰囲気、コミュニティの温かさが伝わるよう心がけました。
当日、そして大成功
2025年6月6日、7日に開催されたRails Girls Izumo 1st。
コーチを含めおよそ40名の方々に参加いただき、会場は熱気に包まれました。
参加無料なのに、とっても豪華!
Rails Girls Izumo 1stは参加無料でありながら、多くのスポンサー企業様のご協力により、信じられないほど豪華なイベントとなりました。
- 豪華なお弁当: ステーキとハンバーグのお弁当、お寿司、色とりどりの9マス弁当、すき焼き弁当など、会場がどよめくほどの豪華さ…!
- お菓子やフルーツ: 休憩時間にはお菓子、アフターパーティーではフルーツの盛り合わせやケーキも
- 飲み物・お酒: アフターパーティーでは参加者同士でお酒を飲み交わしながら交流
- グッズ: GMO ペパボ株式会社 様の SUZURIから提供いただいたTシャツやポスター、ステッカーや、スポンサー企業の皆様からの豪華なノベルティたち
参加者の皆さんが「こんなに...!?」と驚かれる様子が印象的でした。
スポンサー企業の皆様のご協力があったからこそ実現できたイベントです。
プログラミング未経験でも、一人ひとりがアプリを完成
今回のイベントでは、コーチとガールズがマンツーマンの体制を実現できました。
- アイスブレイクで和やかな空気に包まれた会場
- ワークショップが始まると一転、真剣にコーチの説明に耳を傾ける参加者たち
- 真剣な表情で集中して取り組む人や、コーチと雑談を交えながら楽しく進める人など、それぞれのスタイル
- 「できた!」という達成感の瞬間の笑顔
プログラミング未経験の方も含め、参加者全員がアプリを一つ制作することができました。
最後の一人がアプリ制作を完成させたとき、会場はすっかり達成感に包まれていました。
笑顔で記念撮影。ひとつのものを完成させるという達成感をみんなでかみしめながら、アフターパーティーへ。
企業プレゼンとコミュニティの輪
ランチタイムやアフターパーティーでは、スポンサー企業やコミュニティの方々によるミニプレゼンテーションも行われました。
参加者の皆さまに、技術だけでなく、地域のIT業界やコミュニティについても知っていただく良い機会となりました。
参加者の方々が楽しそうにコードを書き、アプリが動いた瞬間、笑顔になる姿を見て、
出雲でRails Girlsを開催出来て良かったと心から思いました。
想いを形にできた喜び
Rails Girlsの運営を通じて、出雲のみんなにRailsの素晴らしさ、楽しさを伝える場を作ることができました。
10年間Railsを愛してきた私にとって、そしてこの地域を愛する一人として、
これほど嬉しいことはありませんでした。
デザイナーとして、ロゴやポスター、スライドという形で貢献できたことも誇りです。
技術的な運営だけでなく、デザインやクリエイティブのスキルも、コミュニティイベントには必要なのだと実感しました。
これから運営してみたい方へ
もし、あなたの地域でまだRails Girlsが開催されていないなら、
あるいは運営を「やってみたいな」という気持ちが少しでもあるなら、
ぜひ、挑戦してみてください。
- エンジニアじゃなくても大丈夫!
- デザイナー、マーケター、色々な役割があります
- 何より大切なのは、「Railsを好きな気持ち」と「地域への想い」です
きっと、あなたの地域にも、Rails Girlsを待っている人たちがいます。
おわりに
Railsと地元への愛を形にした、Rails Girls Izumo 1stの運営経験。
これからも、Railsコミュニティを盛り上げていく活動に、
自分なりの形で関わっていきたいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


