はじめに
FigJamのPluginを開発する際、プラグインでタイマーを使いたいと思ったことはありますか?
この記事では、プラグインでタイマーを使う方法について解説します。
タイマーを使う
タイマーが使用できるのは、FigJamのみです!
タイマーは、FigJam で使用できる組み込みタイマーです。
figma.timer
を使うことで、カウントダウンしてくれます。
タイマーを開始する
// 10秒のカウントダウンを開始する
figma.timer?.start(10)
引数に秒数を渡すことで、残りN秒のタイマーがスタートします。
タイマーがスタートしてない場合は、指定された秒数でタイマーがスタートします。
すでにタイマーがスタートされている場合は、残り時間を指定された秒数を設定します。
またタイマーの合計時間は、残り時間分減少し、指定された秒数分増加します。
タイマーを一時停止する
// タイマーを一時停止する
figma.timer?.pause()
figma.timer?.pause()
を使うとタイマーを一時停止することができます。
タイマーを再開する
// タイマーを再開する
figma.timer?.resume()
figma.timer?.resume()
を使うとタイマーを再開することができます。
タイマーを停止する
// タイマーを停止する
figma.timer?.stop()
figma.timer?.stop()
を使うとタイマーを停止することができます。
残り秒数(readonly
)
// 残り時間を取得する
const remaining = figma.timer?.remaining
figma.timer?.remaining
を使うとタイマーの残り時間を取得することができる。
また、タイマーが開始されていない場合は0を返します。
タイマーの合計時間(readonly
)
// 合計時間を取得する
const remaining = figma.timer?.total
figma.timer?.total
を使うとタイマーの合計時間を取得することができる。
また、タイマーが開始されていない場合は0を返します。
合計時間は、タイマーが最初に開始された時間とタイマーから追加または削除された時間を足したもの、または引いたものとして定義されます。
タイマーの状態(readonly
)
// タイマーの状態を取得する
const state = figma.timer?.state
// 'STOPPED' | 'PAUSED' | 'RUNNING' のどれかが取得される
figma.timer?.state
を使うとタイマーの現在の状態を取得することができます。
タイマーの状態は以下のとおりです。
-
'STOPPED'
:タイマーが開始も、終了もしていない場合 -
'PAUSED'
:タイマーが開始されたが一時停止されている場合 -
'RUNNING'
:タイマーが開始され、一時停止されてない場合
まとめ
この記事では、プラグインでタイマーを使う方法について解説しました。
ぜひこの記事を参考にFigJamでタイマーを使いたい場合は、この記事を参考にしてみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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