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磁気浮上キースイッチに改造する 加工無し版

Last updated at Posted at 2022-01-23

注意事項

この記事を読んで、同じような作業をして、ケガやその他、損害等が生じる危険性があります。
作業は自己責任でしてください。

磁石の危険性を理解した上で、下記の記事を読んでください。
購入した磁石の取り扱いの説明と、注意事項をよく読んで、十分に理解してから作業をしてください。

反発した磁石が飛ぶ恐れがあるので、とても小さくて、一度、無くすと確実に見つけられなくなります。
飛んだ磁石が目に入り、ケガの恐れがあります。安全のために保護メガネの使用を検討してください。

キーボードスイッチの分解と測定

キーボードスイッチを分解して、ステムの寸法を測定していた。

Gateron Pre-lubed 3 Pins Linear Sliver 

ピン径 φ1.9
ボス径 約φ4.1  ノギスで測れず、Gateron Caps switcheのスプリングが入った 

ふと、リング型の磁石があれば、スプリングを磁気反発に置き換えができるかも。

磁石の選定

特注になるかもと、思いながら既成品がないか検索。
ありました。

ネオマグ株式会社
ネオジム磁石(N40)、リング型、Φ4xΦ2x1(mm)、高さ方向
キースイッチ1つにつき磁石2つ使います。

磁石の補足事項
内径公差がφ2±0.1のためマイナス公差の磁石は
ステムのピンに入らないか擦れるため
スムーズに入る磁石だけを選んで使用してください。

サマコバ磁石 リング型
サイズ的に使用できる種類がありますが、衝撃に弱く試用中に粉々になりました。
種類はネオジム磁石を使用してください。

スプリングと磁石の入れ換え(ボトムケース加工なし)

キースイッチを分解して、スプリングと磁石を入れ替える。

ステムにネオジム磁石をはめる。反発するようにネオジム磁石をステムにピンに通したまま
磁石が飛ばないようにボトムケースに収める。
ペンなどで、ステムを押さえながら、トップカバーをペンに通して、嵌め合わせる。

接着材は使用をしなくても、ステムのピンがガイドになり磁石が外れることは無い。

スイッチの動作確認

磁石の反発を利用してるため、押し下げるごとに押し込み強さが強くなる。

反発力が弱い組み合わせのため、重いキーキャップをつけるだけでもキーオンする場合があります。
完全に押し上げられていないので、ステムが0.5㎜程度下がっています。
磁石がステムの隙間より大きいためストロークが3.4㎜が3㎜程度になります。

小指を乗せるだけキーオンします。フェザータッチの押し加減になります。
キーを押し下げでステムがトップカバーにもボトムケースにも当たらないので
とても静かです。

この改造はスピードスイッチの使用を推奨します。

前回の方法より加工がない分は簡単に改造できますが、磁石の購入コストが約1.5~3倍になります。

このキースイッチの特徴
底打ちが無くタイピング音がしない静かなキースイッチ
軽い力でタイピング、連続的なタイピング操作に向いている

想定される使用用途は
エンブレムキーボード等の浅いキーストロークに慣れている人
FPSの早い入力レスポンスを求める人
長時間のタイピング
MIDI Pad のキースイッチ (静音性)

標準的なキーストロークが好みの方は
簡単な加工が必要ですがこちらを参考にしてください。
Qiita:磁気浮上キースイッチに改造する

補足1 磁石の変更 2022.01.25

片方の磁石を
株式会社マグファイン
NR0103
ネオジム Φ4mm X Φ2mm X 1.5mm
に変更

1.0㎜ 1.0㎜だと反発力が弱くステムが0.5㎜程度下がっていた。
1.5㎜ 1.0㎜にするとちょうどいい高さまでステムが上がる。
反発力がわずかに強くなったためか、キーキャップのグラつきが少なく感じる。
接点(プレトラベル)1.2mmに戻ったため、前より打ちやすく感じる。
その違いはわずかで使用者の好みしだい。

1.5㎜に変更によるメリットは磁石のコストが下がること。
交換コストはキースイッチ1つあたり磁石2個が約100円に下がった。
(磁石それぞれ100個分を購入した場合で算出)

ステムのピンにルブは滑るよりも張り付きによる抵抗が大きくなる場合があります。
磁石の反発力は離れるほど弱くなります。
そのためにルブの影響がいつもよりシビアになります。
ルブ無しか、ごく薄くルブをしてください。

補足2 スプリング追加 2022.02.20

補足1はステムが0.5㎜程度下がっているのを改善のために行った。
磁石の反発は底打ちしない感触がスプリングよりも好みだ。
押し始めはスプリングのスッと下がり、巻き数で調整がやり易い。

良い所を組み合わせる。

磁石1.0㎜ 1.0㎜に 2ステージスプリングを半分に切ってボトムケースに入れる。
ステムがトップカバーに突き当たりキーキャップの高さが一定に戻った。

3ステージスプリング37gを2ステージスプリングにした切れ端のスプリングが
残っていたので、それと交換する。
バネ長が7mmほどで、磁石を僅かに持ち上げる。

動作点まではスプリングで、磁石の反発で底打ちしないキースイッチとなった。

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