クソアプリ Advent Calendar 2024 1日目の記事です。
前置き
おはようございます。DE-TEIUです。
次の新1万円札の裏面のデザインはクソアプリアドベントカレンダーになるらしいです。今決めました。
過去にアドベントカレンダー用に作ったクソアプリ
- p5.jsで作ったダメなソリティア
- 絶対に作業できない作業用BGMサイト
- 社会に一石を投じるクソアプリ開発
- 鼻毛が生えるカメラアプリ
- 映画館のスクリーンでYouTubeが見られるクソアプリ
- 電卓の成長を体験できるクソアプリ
- JamstackだけどJamstackじゃないクソアプリ
- 画像を別の形式に変換するクソアプリ
背景
背景① 難読地名クイズ
難読地名クイズって面白いですよね。各都道府県にある、珍しい名前の地名の読み方を当てていくようなクイズです。私も時々、全く行ったことが無い県の難読地名クイズに挑戦して、「全然読めないな」って思ったりします。
ところで、難読地名クイズの問題って、なぜか実在する地名しか出てこないですよね。
架空の国の難読地名クイズがあったって良いのでは?
背景② 北海道の地名
アイヌ語の地名 - 環境生活部アイヌ政策推進局アイヌ政策課より
北海道の市町村名のうち、約8割がアイヌ語に由来しています。現在では、そのほとんどが漢字で書き表されています。
アイヌの人たちの多くが川筋に住んで、生活に必要な資材を求めていました。また、狩猟や交易のための交通路としても、川は重要な存在でした。ですから、川(ペッ pet)や沢(ナイ nay) を意味する地名がとても多くあります。
どうやら、北海道にはアイヌの人々にとって重要な言葉を含む地名が多くあるようです。
ということは、アイヌ語の発音に何となく近い気がする単語を集めて、それらしい漢字をあてていくことで、架空の北海道の難読地名を作れるのでは?
成果物
アプリの特徴
問題数、ルール
全100問です。1プレイにつき、その中からランダムに10問出題されます。
問題は、うっすらとアイヌの言葉っぽい気がする発音の単語に、なるべく実際の北海道の地名に使われている漢字をあてることで作られています。そのため、北海道の地名に詳しい人であればそこそこ読めるかもしれません。(ですがシンプルな当て字の問題もそこそこあるため、初心者の方でもきっとお楽しみいただけます。)
辞典機能
1度挑戦した問題は辞書に登録されるため、後で見返せます。めざせコンプリート!!
解説
アプリの構成
SvelteKitで開発してVercelにデプロイしました。以上。シンプル。
Flowbite Svelte
このアプリのUIにはFlowbite Svelteを採用しました。
読んで字のごとく、FlowbiteというTailwindのUIコンポーネントライブラリをベースにしたSvelte用のライブラリです。
部品が全てSvelteのコンポーネントになっており、これらを組み合わせてロジックの部分を実装するだけで良い感じのWebアプリが作れます。便利。
詳しくは制作者様の記事をご参照ください。
参考資料
このアプリの開発にあたって、まずは北海道の歴史や文化を少しでも深く理解しておく必要があると考え、
北海道に関するサイトや書籍をいくつか参考にさせていただきました。
書籍
意外と知らない“北の大地”の不思議を読み解く! 増補改訂版 北海道「地理・地名・地図」の謎 (じっぴコンパクト新書)