この記事について
- AWS 公式が公表している週刊 AWS やアップデート情報の中から、ネットワークリソース関連の情報を集約して把握するため、Claude を活用してサマリーを生成・出力しています。
- 週刊 AWS および AWS の最新アップデートを継続的にキャッチアップする習慣をつけるため。
- 各記事に対する感想は、自身で記載して投稿しています。
- タイトルに【備忘】と付けているのは、後から見返せるよう記録として残しておきたいためです。
はじめに
2026/5/11 週のアップデートでは、ネットワーク関連として ENA Express for Amazon EC2 が Availability Zone 間トラフィックへの対応という注目アップデートが確認できました。また、Karpenter が Amazon Application Recovery Controller の zonal shift をサポートするなど、可用性・ゾーン間通信に関わる機能強化が目立った週でした。AWS 最新情報としてのネットワーク専用記事は確認できませんでしたが、週刊 AWS の中にネットワーク関連の言及が含まれています。
ネットワーク関連アップデート
週刊AWS – 2026/5/11週
- 対象サービス: ENA Express(EC2 ネットワーク)
- 概要: ENA Express for Amazon EC2 が、これまで同一 AZ 内に限定されていたトラフィック最適化の対象を、Availability Zone 間トラフィックにも拡張しました。ENA Express は SRD(Scalable Reliable Datagram)プロトコルを活用し、レイテンシの低減やパケットロスの削減を実現する機能です。AZ をまたぐ通信においても同様の恩恵を受けられるようになった点は、マルチ AZ 構成を採用するワークロードにとって大きな改善です。
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ポイント:
- これまで ENA Express の効果は同一 AZ 内の EC2 間通信に限られていたが、AZ 間通信にも適用範囲が拡大
- マルチ AZ 構成で低レイテンシ・高スループットを求めるワークロード(HPC、リアルタイム処理など)でのメリットが期待できる
- 既存の ENA Express 対応インスタンス(C6gn、C7gn など)で追加コストなしに恩恵を受けられる可能性があるため、設定の見直しを検討する価値あり
- AZ 間通信コストとのトレードオフを考慮しつつ、アーキテクチャ設計に組み込みたい機能
感想
自分が所属しているチームでは、ネットワーク廻りのリソース構築を専業としているため、
EC2インスタンスなどのリソースを構築することはほとんどありません。
しかしながら、他チームにも役立つ情報と考え、少し深掘りしてみました。
対応リージョン
東京リージョンにも対応
対応インスタンスタイプの制約
大きなサイズに限定されているようで、一般的に利用が多そうな m5系は対象外のようでした
例:
- m6i: 8xlarge 以上
- m6a: 12xlarge 以上
- m7i / m7a: 12xlarge 以上
- m7g / m7gd: 12xlarge 以上
- m8g / m8gd / m8gn / m8gb: 8xlarge〜12xlarge 以上
完全なリストは EC2 User Guide を参照して確認が良いです。
EKSワーカーノードに適用できれば、AZ間通信の低レイテンシー・高スループットに貢献できると思いました。
週刊AWS – 2026/5/11週
- 対象サービス: Karpenter / Amazon Application Recovery Controller(ARC)
- 概要: Kubernetes 向けノードプロビジョナーである Karpenter が、Amazon Application Recovery Controller(ARC)の zonal shift 機能をサポートしました。Zonal shift は、特定の AZ に障害が発生した際に、その AZ へのトラフィックをすばやく他の AZ へシフトさせる機能です。Karpenter がこれに対応することで、AZ 障害時のノードプロビジョニングと合わせてトラフィック制御を自動化できるようになります。
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ポイント:
- AZ 障害時に Karpenter がノードを別 AZ へ自動再配置しつつ、ARC の zonal shift でトラフィックも同時に制御できる
- EKS 環境における可用性設計がより堅牢になり、手動オペレーションを削減できる
- ネットワーク観点では、AZ 単位でのトラフィック経路制御と連動した運用フローの整理が重要になる
- 本番 EKS クラスターで ARC を未導入の場合、この機会に zonal shift の設定を検討したい
感想
Karpenter がどのような機能なのかは、専門外でありますが、Zone Shift の機能をサポートしたことにより、トラフィック制御自動化はかなりのメリットになると思いました。
別チームで確か使っていたと思うので、情報共有はしておこうと思いました。
その他注目リリース
- Claude Platform on AWS 一般提供開始(週刊AWS – 2026/5/11週): Anthropic の Claude を AWS 上でネイティブに利用できる Claude Platform on AWS が GA となり、エンタープライズ向け生成 AI 活用の選択肢がさらに広がった。
- AWS Transform が移行時の自動コンテナ化に対応(週刊AWS – 2026/5/11週): レガシーアプリケーションの移行・モダナイゼーションを支援する AWS Transform が、コンテナ化の自動化に対応し、移行工数の大幅削減が期待できる。
- Amazon Redshift RG インスタンス(Graviton 搭載)発表(週刊AWS – 2026/5/11週): AWS Graviton プロセッサを搭載した新しい RG インスタンスファミリーが Redshift に追加され、コストパフォーマンスの向上が見込まれる。
- AWS CloudFormation・CDK でクロスアカウント/クロスリージョンのスタック出力参照が可能に(週刊AWS – 2026/5/11週): IaC 管理において、アカウントやリージョンをまたいだスタック出力の参照が可能となり、マルチアカウント構成の管理が効率化される。
- AWS Transform agents が Kiro・Claude・Cursor・Codex で利用可能に(週刊AWS – 2026/5/11週): モダナイゼーション支援エージェントが主要な AI コーディングツールと連携可能になり、開発者体験が向上した。
感想
Claude Platform on AWS が一般提供開始
東京リージョンでも対応されている。
ただ、Anthropic が運営管理を行っているサービスとのことで、セキュリティ面はやはり気をつける必要がある。
先ほどページをのぞいてみたのですが、まだ日本語表記には未対応のようでした。
ドキュメントを熟読してから、どのような違いがあるかを確認していきたい。