はじめに
ポートフォリオ作成にあたり初めてER図を一から作成いたしました。
その際に、PlantUMLを使用して作成したので、作成方法について備忘録的に残します。
対象者
この記事は下記のような人を対象にしています。
- 駆け出しエンジニア
- プログラミング初学者
- 初めてER図を作成する方
- 初めてPlantUMLを使用する方
環境
MacBook Air(M2)
PlatUMLとは
PlantUML は、シーケンス図、クラス図のようなダイアグラムを素早く作成するためのコンポーネントです。
UML以外にもER図やガントチャートのようなものも書くことができます。
PlantUMLはVSCode上で記述&プレビュー表示することができます。
これが非常に便利でしたので、今回はVSCode上でPlantUMLを使用してER図を記載する方法を書いていきます。
PlatUMLをVSCodeで使用する際の導入方法
1. VSCodeの拡張機能としてインストールする
※インストール済のため「アンインストール」の表記となっています
2. (Macの場合のみ) 以下のインストールを実行する
brew install --cask temurin
brew install graphviz
3. プレビューを表示する
option+D
で表示
PlatUMLでのER図の書き方の基本
ファイルを作成する
.pu
の拡張子でファイルを作成します。
他にも、.wsd
、.puml
、.plantuml
、.iuml
の拡張子も使えます。
基本の構文
@startuml
と@enduml
内に記載する
@startuml
entity users {
*id [PK]
--
name
email
password
}
(省略)
@enduml
エンティティとアトリビュート(属性)の作成
entity users {
id [PK]
-- '羅線を引ける
name
email
password
}
リレーションの作成
記述方法 | 意味 |
---|---|
|o- | 0か1 |
||-- | 1のみ |
}o-- | 0以上 |
}|-- | 1以上 |
example1 |o--o{ example2
example1 ||--|{ example3
配置変更
リレージョンの両エンティティの間に-u-
、-r-
を記述する。
記述方法 | 意味 |
---|---|
u | 上 |
d | 下 |
r | 右 |
l | 左 |
先ほどのexample2
を左に、example3
を上に配置するには
example1 |o-l-o{ example2
example1 ||-u-|{ example3
おわりに
PlantUMLを使ったER図の作成方法についてまとめました。
これ以外にも書き方の種類は色々とありますので、以下参考記事等を参照してください。
初めてのQiita記事投稿となり、またエンジニアとしても駆け出しの駆け出しであるため、
記載内容に誤り等がある場合にはご指摘いただけますと幸いです。
参考記事
ER図の作図について、 Draw.io, PlantUML, Mermaid を比較してみる。(VSCode拡張機能など)
PlantUML を VSCode で利用したいけど、プレビューが表示されずエラーが出る
PlantUMLでER図を書く