結論
・パラレルポートがオンボードじゃない場合仮想化するしかない
・vmwareはバージョンによっては物理パラレルポートを仮想化できない(WinのVer17.6以降は消されている)
・パラレルポートI/Oアドレスが0x0378-0x037Fになってるのに認識しない場合は接触悪いだけなのでガッツリ挿せ
以下奮闘記
ドングルが認識しない
古いパソコンで使用していたソフトを新しいパソコンで使用するために、古いパソコンで使用していたPCIEのパラレルポートを付け替えてドングルを挿したのだが全く認識しない。
設定が違うのかとデバイスマネージャーで設定を変えてみても認識しないのでいろいろ調べてみたのだが、どうやらオンボードでない場合パラレルポートのI/Oアドレス範囲が昔と変えられているらしい。Windows7までは認識していたので、おそらくWindows10以降でセキュリティを強化したせい。
で、WikiにもありますがパラレルポートはI/Oとして0x0378-0x037Fのアドレス範囲を取ります。
マザーボードに載っているパラレルポートですとこの固定アドレスを使用するのですがPCIなどの拡張カードで増設するパラレルポートですと、遠慮してかこれとは違うアドレス範囲を取ることがあるようで、今回ワタシが困ったのがこの点でした。
上の記事では仮想PCで実行することでパラレルポートをオンボード認識させて対応している。
特定のソフトのために仮想化は面倒なので、玄人志向の増設パラレルポートならI/Oを変えられるみたいなので購入することに……なったのだが納期がかかるっぽいのでStarTechのやつもチップセットが同じなのでこちらを購入した。わざわざドライバ作るようなものじゃないのでおそらく同じ仕様のはず。
やっぱ仮想化するしかない
StarTechのパラレルポートも届いたが、こちらもアドレスは変えられず。よく見たらI/O変えられるのは認識するドングル側に設定あるやつみたいだった。ツラ
仮想化するしかなさそう。
とりあえずvmwareで対応……しようとしたのだが、なんとVMware Workstation Pro17.6で物理ポートの仮想化対応が消されていた。どうしてそんなことするの。
物理パラレル ポートのサポートは、Windows プラットフォームの VMware Workstation 17.6 以降では削除されました。
ギリギリ17.5.2をダウンロードできたが、これ以降はLinuxに入れるしかなさそう。ダウングレードには対応してなかったので先に入れていた17.6.4をアンインストール。
オチ
vmwareで物理ポート0x0378になったのにドングル認識しねぇ!ドングルが悪そう。
しっかり差し込んだら認識できました
でも仮想環境じゃなかったら認識しなかったので、やはりオンボードでI/Oアドレス0x0378じゃないとダメみたい。
面倒だけど仮想化してやったらパラレルポートのドングルも認識できたよという話。上の記事と同じじゃねぇかかなしいなぁ。