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SIP-1: Symbol改善提案プロセス・ガイドラインの和訳+α

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Symbol改善提案 SIP-1の参考訳です。(2025年12月31日現在)
正式文書(英語)はこちらを参照してください

項目 内容
SIP 1
タイトル SIPプロセス・ガイドライン
作成者 TSSチーム
議論先 なし
ステータス Final(確定)
カテゴリ Informational
作成日  2025年6月4日
メンテナ TSSチーム

SIP-1: SIPプロセス・ガイドライン

概要

このドキュメントは、Symbol改善提案(SIP)のプロセスを規定するものです。提案の作成、審査、承認の手順を定義するとともに、提案者、メンテナ、およびコミュニティ全体への指針となる役割、カテゴリー、ステータスフロー、テンプレートについて記載しています。

現在の状況

現時点では、Symbolへの変更を提案するための標準化されたプロセスが存在しません。その結果、コミュニティメンバーにとって、アイデアを出して貢献することや、提案がどのように審査・採用されるかを理解することが困難になっています。

変更案

  • 標準化されたSIPプロセスおよびMarkdownテンプレートを確立する。
  • 提案者とメンテナの役割および責任を明確に定義する。
  • SIPの追跡と議論のための中心的なハブとしてGitHubを活用する。

根拠

Symbolコミュニティでは、価値のあるアイデアが定期的に生み出されています。しかし、多くの貢献者は、変更を正式に提案したり、実現を働きかけたりするための方法が分からない状態です。議論はDiscordやTwitter(X)といった非公式なチャネルで行われることが多く、すぐに埋もれてしまいがちです。本提案は、Symbolの進化に向けた有意義な貢献のために、明確で透明性が高く、かつ協力的な道筋を提供するものです。

実現方法

SIPワークフロー

1.提案者はアイデアを共有し、コミュニティ(DiscordやTwitterなど)からフィードバックを収集します。このステップは任意ですが、推奨されます。

2.提案者は所定のテンプレートを使用してSIPのドラフト(草案)を作成し、SIPリポジトリに対してプルリクエストを送信します。

3.メンテナとコミュニティは、プルリクエスト内で提案について議論し、フィードバックや提案を行います。

4.提案者は、SIPが正式な審査を受けられる段階に達したと判断した時点で、SIPのステータスを「Review(審査中)」に更新できます。

5.メンテナが提案を承認すると、ステータスを「Accepted(承認済み)」に変更します。承認しない場合は、ステータスは「Rejected(却下)」に変更されます。

6.SIPがメインブランチにマージされる際、メンテナによって最終的なSIP番号が割り当てられます。

SIPカテゴリ

  • Core: フォークが必要なプロトコルレベルの変更
  • Networking: ノードの設定やネットワークの振る舞いについて
  • Interface: API(例: REST)やSDKレベルの変更
  • Library: クライアントライブラリの更新(npm, Pythonなど)
  • Application: アプリケーションに関係する変更(Explorer, Walletなど)
  • Infomational: 拘束力のない提案または文書のガイドライン

SIPワークフロー

SIPステータス

  • Draft(下書き): 開発中の初期バージョンです。提案者が提案内容を作成している段階であり、他者からの寄与は想定されていません。準備が整い次第、提案者がステータスを「Review」に変更します。

  • Review(審査中): メンテナおよびコミュニティによる審査を受け付けている状態です。誰でも意見を述べたり貢献したりすることができます。決定が下された際、メンテナがステータスを「Accepted」または「Rejected」に変更します。また、提案者はいつでもステータスを「Withdrawn」に設定できます。

  • Accepted(承認済み): メンテナによって承認され、将来的な実装が計画されている状態です。

  • Rejected(却下): メンテナまたはコミュニティの合意によって拒絶された状態です。この提案がこれ以上進展することはありません。

  • Withdrawn(取下): 提案者が提案を取り下げた状態です。検討の対象外となります。

  • Implemented(実装済み): 提案内容がコードとして完全に実装され、テストネット環境へのデプロイ準備が整った状態です。メンテナがステータスを「Implemented」に更新します。

  • Staging(ステージング): 実地テストのため、テストネットにデプロイされた状態です。メンテナがステータスを「Staging」に更新します。

  • Final(確定): メインネットへのデプロイが正常に完了した状態です。メンテナがステータスを「Final」に更新します。

参照

これ以降の内容はSIP-1についてのDaokaの個人的な雑感です。
The Symbol Syndicate(以下、TSS)の公式見解ではありません。

Symbol改善提案の意義

実はNEM/Symbolの改善提案の取り組みは過去にもあり、それはSymbolのdesktop walletなどにも反映されていましたが、いろいろなゴタゴタがある中でこれがうやむやになってしまっていました。
これが改めてSymbol改善提案(SIP)という形で正式にリリースできたことを個人的にはかなりうれしく思っています。
コミュニティからの素晴らしいアイデアが共有・議論され、実装に反映されることを願っています。
リリースからまもなく5年が経つという、ある意味何を今さらと思われるかもしれませんが、この5年近くの時間でブロックチェーンを取り巻く状況は大きく変わってきています。
この変化に対してSymbolブロックチェーン(そして、その先に続くプラットフォーム)が対応していくには皆さんのアイデアやフィードバックが重要になってきます。
是非、みなさんの意見をSIPにぶつけて頂ければと思います。SIPを書くのに言語の壁など色々な壁や不安を感じる方もいるかもしれません。言語の壁については今はDeepLなどの翻訳ツールもありますし、コミュニケーションについては私でできることがあれば支援したいと思っています。

個人的にはこのブロックチェーンプラットフォームをコア開発者が作っていくではなく、みなさんと作っていくものにシフトしていければと願っています

SIP Seeds

コミュニティのみなさんなどから上がったSIPのシードとなるアイデアをここに共有しておきます。
これらあるいは、その発展形などがSIPとして議論され、共通の規格などとしてエコシステムの拡大に寄与できればと願っています。

SymbolのQRコードはSIPの前身、NIPでドラフトが書かれていて、このライブラリも確かそのNIPの参照実装だったはず。。。

※他にも見かけた気がするので、見つけ次第随時追加していきます

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