GCP で Latency を計測し可視化する

はじめに

Regression Test で Web Application のレイテンシを計測する話です。

レイテンシの機械的な集計

以前の記事でも書いていますが、レガシーな monolithic な system を Cloud に Lift & Shift を行っています。
数百ある Web-API の性能劣化の有無を確認するため、Production 環境の Packet をリプレイしています。

この結果を機械的に集計する方法について。

Web サーバーの log に処理時間を出力し、それを集計するというのが、当初の計画でした。
conf の Log format を変更して、それを集計する。

対応策

より効率的な方法を考察し、たどり着いたのは、LoadBarancer の log にある latency を bq で集計する。

log-query

severity=INFO
httpRequest.requestMethod="POST"

1. logging をシンクで bq に送る。
2. bq でクエリを作成する。対象は、httpRequest.requestUrl httpRequest.latency
3. データポータルを作成する。
4. カスタムクエリでデータを抽出する。
5. グラフを作成する。

これで、解決しました。

まとめ

これがベストなのかは、考察を続けたいと思います。
以上。

皆さんの参考になれば幸いです。