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REVOLUTION PI RevPi Core3の初期セットアップ

Last updated at Posted at 2019-01-04

REVOLUTION PI RevPi Core3とは

産業用の現場(工場等)で使用できる、Raspberry Piです。産業界で良く使われている、DINレールという金具に取り付けられるようにできています。
Compute Module 3を内蔵しており、普通のRaspberry Pi同様にRaspbian をインストールして各種ソフトウェアを使用する事ができます。

一般的なRaspberry Piとの違い

  • キーボードレイアウトがドイツ語になっている
  • 電源入力が、MicroUSBではなく、ターミナル接続
  • PiBridgeという、信号入出力モジュールを拡張させるための独自コネクタを持っている
  • 無線LAN / Bluetooth機能を持っていない

ドイツ語キーボードと、英語キーボードの1番大きな違いは、z/yの位置が入れ替わっているという事です。

ハードウェアのセットアップ

電源を外部に別途接続する必要があります。今回は、DINレールに接続するタイプの電源(ミスミ ESP20-20-24)を利用しました。
image.png
AC 100Vの配線は危険を伴いますので、24VのACアダプタを使用する方法もあります。その場合、スクリュー端子台式のDCジャックを利用すると便利です。
image.png

ソフトウェアのセットアップ

中身のモジュールは、Raspberry Pi Compute Module 3(CM3)ですので、CM3同様のセットアップができます。ただし、piアカウントの初期パスワードが、Rasbian標準の物ではなくて変更されています。筐体の脇のシールに記載がありますので、そちらを利用しましょう。

RevPiのセットアップで1番最初にやるべき事は、Localisationの変更(英語 あるいは 日本語)です。
4.Localisation Options -> I2.Change Timezone を、Tokyo にします。
4.Localisation Options -> I3.Keyboard Layout を、Generic 105-key (Intl) PC -> Japanese にします。
Japaneseが表示されない場合は、一端"Other"を選択します。

RevPi出荷時の設定は、TimeZoneがCET、Keyboard layoutがGeneric 105-key (Intl) PC / German(eliminate dead keys)をそれぞれ設定されています。また、Localeは英語(en_GB.UTF8)が設定されています。

なお、SSHは標準状態で有効化されています。

参考

Raspberry Pi 3 Compute Module 3とは
Raspberry Pi 3 Compute Module 3へのRaspbianのセットアップ
ドイツ語のキー配列

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