はじめに
本BlogはvExpert Advent Calender 2025の協賛記事です。
エントリーが遅れクリスマスイブに当番となり、翌日に御本家のkawaman氏という恐ろしい順序になってしまいました。
Advent Calenderはこちら。
昨年のおさらい
昨年10月に「ITエンジニアがホームラボを持つ理由」というBLOGが大バズりしました。アクセス数は実は1年で約20万、いまだにポツポツとブックマークいただいてたりしてます。みなさま本当にありがとうございます(汗)
完全に一発ネタと思っていましたが、VMUG(VMwareのUser会)でも某SIerの人じゃなく、イカれた誤家庭の人と認知されてしまいました。が実は会社でもちゃんとvExpertの人として認められており、先日はVMUG/Omunissaの共同イベントが沖縄で開催されましたが自社のvExpertの人として真面目にこんな話しました。(出張しました)

会社のテンプレートを使ったため、対外活動扱いとなり事前に広報も通しました。(本当)
期待してクリックしても無駄w。沖縄のイベント写真は残っていますが、録画はない(確信犯)ので、なかなかパンチの効いたコンテンツだったと自負しております。
ちなみに、社内ではアライアンスの関係者なので、VMware関連の相談も多くうけています。あとHCXがからむハイブリッドクラウドの提案は一部を除き、ほぼアーキテクトとして入ってたりします。(ちゃんと仕事もしてる)
余談ですが、Amazon EVSのUSサイトに自社ロゴを掲載いただきました。構築と運用のサービスを社内の関係者と連携してなんとかたてつけることができたからです。(日本の企業だと2社目かな。英語版をご確認ください)
悲しいことに、VMwareがBroadcomに買収されてからは、脱VMwareというキーワードでも相談を受けたりします。VCF9はメモリティアリングとか素敵な機能が増えており、だいぶ洗練されていると思いますがネガティブな印象が強く、VMware大好きなおぢさんとしては悲しい。(毎回お客さまにはVCF9の良さは伝えるようにはしてるけど)
真面目な話はこのあたりにして本題に行きましょう。
2025年末、我が家の誤家庭はどうなった?
あれだけBlogでバズり、沖縄まで出張して登壇するぐらいなので、さぞかし頻繁にアップデートされていると思われがちですが、あんまり2025年は大きなアップデートをしていません。強いていうと諸般の事情(後述)でラックが建ちました。
設置写真はこちら
よくありがちな19インチラック(笑)ではなく、普通のスチールラックです。(ルミナス製)2x4の木造の家に500kg近くになるラックは2階に置けない。

外部接続用のFirewallをリプレイスしました。
実は東京とオレゴンのTGWに常時接続してます。(Internet-VPN)
太平洋またいでL2延伸ってやつはここが起点です。(カメラは緊急時のリモハン用)

Mellanox SX6036からHP5700AFにマイグレしました。
vSphere8がMellanox Connect-X3に対応しておらず、NICを交換するのでHPの5700AFを落札。マニアックなスイッチなので誰も買わないから安いですが、個人的にはCiscoと同じぐらい好みです。こいつはL2で動かしてToRにしました。(Uplinkは1Gbpsx4のLACP構成)そして実はWIFIのAP用のPoEがアライドにリプレイスされています。(24PortのPoE+)ちなみに、Mellanoxをリプレイスした理由は、ファンコンいじって静音で動かしてたんですが、真夏にCPU温度が90度近くになったからです。ファンを上げるとうるさくて仕事にならん。(この横の机でテレワークしてます)

Starlink Miniがやってきた。
南海トラフが来ると嫁をダマ説得してStarlink Miniを購入。ポチって2週間でデリバリされました。(USからDHLで飛んで来た)
ROAMの月1500円プランを契約。ソーラーパネルとポタ電に加え、屋根に4.8KW+7.2KWの蓄電池(CVCF)を確保し地震で停電し、もし回線が落ちても、我が家は電気が煌々としてNetflixはきっと使えるはず。ただStarlinkですが日本は衛星放送との兼ね合いで南側が使えず北側に向ける必要があり、当初ベランダに常設しようと思ったんですが計画が頓挫。ちなみにこのソーラパネルはEcoFlowの160wですが、実はあと数枚持ってます。(今年数枚買った)

2025年末、構成図はどうなった?
弊社の萩原先生がネットワーク図を上手に描く本を上梓された手前ヘタな図を描くとご本人からシバかれそうですが構成図はこちらです。
ちなみに萩原先生の本はこちら
2024年10月ごろ
ちょうどProxmoxの本を執筆していた時期なので、大きく手をいれれなかったのがこの時期。Mellanoxはストレージ専用で使っており、CatalystとはManagementのみで接続されていました。
Proxmox本のご紹介はこちら
構成図はこのころが一番見やすいですが、実は論理構成図は一番複雑でした。
(掲載はないがVLANが多い)

2025年9月ごろ
冒頭の諸般の事情は実はエアコンの寿命でした。2004年に大阪に転勤したときに購入した20年物のビンテージエアコンは、完全にサーバの発熱+西日に負け状態、設定24度なのに机が30度超え・・。エアコンの交換作業のためPCラックを解体する必要があり、せっかくだからとラックを入れ替えたのが事の真相です。VMUGの某リーダーから200V(動力)いれようぜって勧誘されてますが、そもそも何を置くねんw。
6畳の部屋に2.8kwは完全にオーバースペックですが複数台のVMのホストが動いても部屋が快適。このタイミングでネットワークの構成も見直しました。(VLANも整理して減らした)ストレージとメインのNWはRoutingしたくなかったので、HP5700AFはVRFで分離してます。ちなみに宅内はBGPで経路交換しており、ProxmoxとCatalystはEVPNで動いてますし、NSX-TとBGPで経路交換もしてます。CatalystとFortigateはiBGP接続、AWSとはEBGP、内部はIBGP+EBGPです。CiscoやめてHPで集約してもよかったじゃんって突っ込まれそうですが、Ciscoのコマンド体系を忘れたくなかった(特にBGPまわり)ので電気代は無駄ですが、コアSWはCatalystのまま。

我が家に〇〇〇がやってきた。
おまたせしました。冒頭の〇〇〇はこちら。
我が家にAmazon EVSがやってきた。
オレゴンとのTransit Gatewayと常時つないでいる理由はこれ。Amazon EVSがus-west-2に環境があります。
オレゴンの理由は一番安いから。常時は動かしていませんがAmazon EVSオンデマンドで動かすと$が湯水のように溶けます。オンプレミスのVMwareとAmazon EVSでインターネット経由とVPN経由ですが、HCXでL2延伸しています。(もちろんHCX-NEは冗長構成)

ちゃんと日本地図の矢印も神戸あたりを指しているのがポイント。
我が家にDGX Sparkがやってきた。
ホームラボばれたメリット?
NVIDIAのDGX Sparkが家にきました。(”評価用”に借用中)
QSFP+と10GBase-Tなどそこら辺の家にあるわけがなくあくまで評価用です。
なお、DGX SparkのQSFPはConnect-X7(200Gbps)なのでつながらないようです。(正月試す予定)
運搬が面倒だったので空輸しました
若干悩みましたが、手荷物に預けましたw。
10GBase-Tが必要だったのでGBICをご購入(AliExpress)
ミャクミャクの台座
10月頭の激混み万博の夢洲駅のサイネージにまんまとやられて連れ帰ったヤツです。
(そこそこのお値段だった)
あと箱の左手のVMware逸般の誤家庭の著者の一人は私でした。
(カミングアウトです。なお国会図書館にも寄贈されているらしい)

DGX Sparkはこんな感じで使ってます。実はAIは苦手です。
あとがき
最後までご覧いただきありがとうございました。
少し真面目なコメントを残しておくと、Transit GatewayやAmazon EVSなどのソリューションは机上の評価だけ語るのは難しく、特にAmazon EVSは一撃でかなりの投資になるので、机上だけで語るのは本当に怖いのです。
アーキテクトという立場上、お客様に正しい情報を伝える必要があり、ある程度自分でも手を動かすケースも少なくありません。年間でかなりの費用(クラウド)を使わせてもらって実環境で評価できていることに感謝しながら、年末の休みにAmazon EVSを動かします(笑)。




