Googleが公式にgsutilというツールを公開しており、コマンドをいくつか叩くだけでデータの以降が行えます。
gsutilのセットアップ
- python 2.6.xまたは2.7.xのインストール
- 公式ページからgsutil.tar.gzをダウンロードし、ホームディレクトリにgsutilとして解凍
- $HOME/gsutil にパスを通しておく
- gsutilで使うプロジェクトIDの設定
gsutil config
をタイプし、画面の指示に従い表示されているURLをブラウザで表示、コンソールに認証コードとプロジェクトIDを入力する
Amazon S3にアクセスするための認証情報を設定
ホームディレクトリ以下の.botoファイルを開き、以下の二行を編集してコメントアウト
aws_access_key_id = your_access_key
aws_secret_access_key = your_secret_access_key
移行先bucketの作成
gsutil mb gs://your_backet_name # mbはmove bucketの意味
# ACL (Access Control List)をpublic-readに設定
gsutil acl set public-read gs://your_backet_name
データのコピー
gsutil -m cp -R -a public-read "s3://from_bucket_name/*" gs://to_bucket_name # -mオプションを指定するとマルチスレッドでコピーする