ITエンジニアが組織図や体制図を作ろうとすると、きっとこういう選択をするかなっていうお話と
PlantUMLを使ってみたっていうお話です。
すとーりー
会社に所属していると組織やら体制やらがコロコロ変わったりしますよね?
組織図や体制図で私が今まで見たことあるのは、エクセルやパワポでシェイプを駆使して作られたものでした。
当然、組織改正や人事異動なんかがあったりすると修正が必要になります。
量が多い(大きな組織)と特に大変ですよね。
さらに分担して作業なんてしてたら、マージも大変だし最悪デグレします。
そして私はこう思う訳です。
- マージをもっと簡単にしたい!
- 差分だけ見れればいい!
- 誰かにチェックしてもらいたい!
- 社内向けなら見栄えなんて気にしない!
- もっとオープンに最新版が常に見れる状態にしてほしい!
- エクセル・パワポで組織図、体制図の管理なんてしたくない!
- etc...
そして、私は決断します。
エクセル・パワポは止めよう。すべてテキストで管理しよう。
gitで管理すれば、タグも付けられるし差分比較もマージもとても簡単にできるよね。
でも。。。やっぱり文字だけはやだな。
図でも確認したい。
そして使ってみようと思ったのがPlantUML
。
テキストからUMLダイアログを作成するツールがあるので試してみようというお話です。
PlantUMLについて
色々なダイアグラムを書けるみたい。
- シーケンス図
- ユースケース図
- クラス図
- アクティビティ図
- コンポーネント図
- 状態遷移図(ステートマシン図)
- オブジェクト図
- 配置図
- タイミング図
今回は、オブジェクト図を選択してみます。
使ってみた
@startuml 組織図
object 代表
package グループA {
object A部 #ccffe5 {
#リーダーA
}
object B部 #ccffe5 {
#リーダーB
}
object TeamA {
+メンバー
+メンバー
}
object TeamB {
+メンバー
+メンバー
+メンバー
}
}
package グループB {
object C部 #ccffe5 {
#リーダーC
}
object D部 #ccffe5 {
#リーダーD
}
object TeamC1 {
+メンバー
+メンバー
}
object TeamC2 {
+メンバー
-メンバー
}
}
代表 --> A部
代表 --> B部
代表 --> C部
代表 --> D部
A部 --> TeamA
B部 --> TeamB
C部 --> TeamC1
C部 --> TeamC2
A部 -[hidden]r- B部
C部 -[hidden]r- D部
@enduml
所感
オブジェクトの数が少ないので、以外と簡単に出来た。
レイアウトも多少調整が可能なようなので、コメントを追加したり文字を強調したりすることでより見やすくすることもできると思う。
エクセルやパワポでの管理にお困りの方にいかがでしょうか?
PlantUMLのサイトにオンラインジェネレータがありますので、一度お試しください。