Pytonモジュールを勉強していく途中、__name__と__main__の内容が出てきたので、ここに書き留めておく。

import文の処理

通常import文を使うときは、スクリプトの先頭に記述していくが、importされる側の処理が、例えばプリントのみの場合、import文で呼びだした側のスクリプトには、importされた時点で、print関数が読み込まれ、意図せずに出力されてしまう場合がある。

lesson.py

import lesson_packege.talk.animal

import config

animal.py

def sing ():
    return "#kjaflds;jfiewanfkla;nisesing"

print(sing())

config.py

print("config:",__name__)

lesson.py 出力

#kjaflds;jfiewanfkla;nisesing
config: config

プロジェクト内で、インポート先のスクリプトにテスト用として出力されるものがあった場合、インポートした際に、意図せず出力されてしまう。

問題の解決策

この問題を解消するために、if文を使いスクリプトを作成する。

animal.py

def sing ():
    return "#kjaflds;jfiewanfkla;nisesing"

if __name__ == "__main__":
   print(sing())
   print("animal:",__name__)

lesson.py

import lesson_packege.talk.animal

import config

出力

config: config

animal.pyのように、もしスクリプトがmainであるならばsing()を出力せよ。と記述すれば、lesson.pyを実行する時に、animal.pyはmainではないので、出力されなくなる。
※__name__はスクリプト名として処理をされるが、実行するスクリプトは__main__として処理される。

具体例

lesson.py

import lesson_packege.talk.animal

import config #importされた時点で、実行されるプリントがあったら実行されてしまう。

def main() : #このスクリプトもインポートされる可能性があるため、関数に閉じておく
   lesson_packege.talk.animal.sing()

if __name__ == "__main__": #このスクリプトがインポートされた時に勝手に出力されない用
    main()

print("lesson",__name__)

animal.py


def sing ():
    return "#kjaflds;jfiewanfkla;nisesing"


if __name__ == "__main__":
   print(sing())
   print("animal:",__name__)

config.py

print("config:",__name__)

lesson.py出力

config: config
lesson __main__

実際のアプリケーション開発では、このように記述する