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静的ルーティング、動的ルーティング

Last updated at Posted at 2024-03-28

今回も前回のL2スイッチに引き続いて、L3の勉強のためルータについてまとめた。前回の内容はこちら。https://qiita.com/daisei0311/items/1040703b8db0abc180ac

静的ルーティング

静的ルーティング→手動でルーティングの設定

宛先とネクストホップを設定する
ネクストホップは次のデータの転送先をきく「案内人」(ネットワークInterface)のこと。宛先は「10.1.3.0/24」のようにネットワークの指定をする。

動的ルーティング

静的ルーティング→自動でルーティングの設定

ルーター同士でルート情報の交換を行う。大規模ネットワークだと設定が便利。rt2,rt3の間でルーティングプロトコル「OSPF(Open Shortest Path Fast)」

再配送

静的ルーティングと動的ルーティングの互換性がない部分を補う方法。
利用例として、会社の合併や分割で機器が対応していない、複数の方式が重なるといったことがある。協調的に動作させるために再配送(変換)を行う。

設定の仕方(静的ルーティングの場合)

image.png
ping で家庭内LANからサーバーサイドにICMP Echoを送ることを考える。
そのとき、Requestを無事に送り、Replyが返ってくるには2か所ルーティングテーブルにdefault gatewayの設定をしなければならない。

家庭内LANから見たら、ネクストホップにあたるネットワークインターフェースは10.1.1.246。サーバーサイドから見たら、ネクストホップは10.1.1.254。それぞれ設定をする。

root@rt1:/# ping 10.1.1.253
PING 10.1.1.253 (10.1.1.253) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 10.1.1.253: icmp_seq=1 ttl=63 time=0.034 ms

そうすると、応答が返ってくる。

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