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Amazon Linux 上でGitlabを更新する際のTips

Last updated at Posted at 2021-04-25

TL;DR

  • GitlabのRPM追加スクリプト(script.rpm.sh)に変更が入り、AmazonLinux2はel/7(CentOS 7)ベースと判定されるようになった
  • 新規インストールの場合は問題ないが、既存更新の場合は一度最新の script.rpm.sh を実行する必要がある
  • テストが通っている声明はでているものの、Amazon Linux2は公式サポート外のOSとなっている

以下、もうちょっとだけ詳しい話を書きます。

Gitlabの公式サポートからel/6はなくなっている

これはまぁそりゃそうだろと思うんですが、el/6、つまりCentOS6のラインはGitlabの公式サポートからは外れています。そりゃあそうです。

以下のGitlabのRPM一覧ページを見ても、el/6は13.6.7を最後にパッケージのリリースがありません。

というわけで、最新版をelのラインで利用しようとする場合には、最低でもel/7のラインを利用しないといけません。

AmazonLinux2はGitlabのインストールスクリプトではel/6として扱われてきた

これまで、AmazonLinux2上でyumパッケージとしてgitlabを利用しようとした場合、以下のスクリプトを用いてrpmレポジトリを追加する必要がありました。

現在のスクリプトでは問題ありませんが、過去のスクリプトでは上記の条件分岐に於いてAmazonLinux2がel/6相当と判断されるという問題があり(修正はおそらく2021年2月)、少なくとも2020年以前にGitlabをインストールしていたばあいは、el/6のレポジトリを参照する設定となっていると思われます。

修正方法は最新のrpm追加スクリプトを走らせるだけ

修正は実はそこまで大変ではなく、上記で書いたscript.rpm.sh をもう一度実行すればそれで問題ありません。

あとはyumコマンドで最新パッケージが利用できるようになります

一応、公式にはAmazonLinux2は未サポート

これで一応動くようにはなりますが、公式の声明からもAmazonLinux2はサポート対象OS外です。

ちゃんと動かすなら、以下の公式サポートOSから選ぶのが無難そうですね

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