0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

論文で使えるグラフ作成ツールを個人開発している話

0
Posted at

概要

論文を書くとき、散布図や近似直線を作る機会は多いです。

私はこれまで Excel や Python を使っていましたが、毎回いくつかの不満がありました。

  • 軸ラベルや単位の調整が面倒
  • 数式を綺麗に表示したい
  • CSVを読み込んですぐにグラフにしたい
  • 近似直線や回帰式を手軽に表示したい
  • PNGとしてそのまま論文やスライドに貼り付けたい

もちろん、それぞれを実現する方法はあります。

しかし、

「CSVを読み込んで、論文品質の散布図を数クリックで作る」

という用途に特化したツールは意外と見当たりませんでした。

作成したアプリ

そこで私は以下のグラフ作成アプリをReactで作成しました。
スクリーンショット 2026-07-04 111157.png

グラフ部はパン・ズームが可能であり、凡例位置もドラッグで移動させることが可能である。

グラフをpng画像出力することが可能であり、以下のような画像が得られる。
graph (15).png

現在実装できている機能

  • 散布図の描画
  • データ点の手入力
  • CSVからのデータ読込
  • 系列ごとの色・名称変更
  • MathJaxによる数式ラベル表示
  • 最小二乗法による近似直線
  • 傾き・切片・不確かさの表示
  • パン・ズーム
  • 凡例表示
  • PNG出力

まだ発展途上ですが、実際に研究で使えるレベルを目標にしています。

この開発で重視していること

単にグラフを描けるだけではなく、

  • 論文にそのまま貼れる見た目
  • 数式や単位を綺麗に表示できること
  • 解析結果が分かりやすく表示されること
  • GUIだけで完結すること

を意識しています。

研究では、グラフを何十枚も作ることがあります。

そのたびに細かな調整を繰り返すのではなく、「データを入れたらそのまま使える」体験を目指しています。

今後実装したいこと

  • 対数軸への対応
  • ズーム機能の強化
  • UIのブラッシュアップ

おわりに

今回の開発では、「グラフを描く」ことよりも、「論文で安心して使える」ことを目標にしています。

2026/7月末の完成を目指しており、8月にはデプロイし記事化する予定になってます。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?