はじめに
ゆるゆる新卒1年生 Advent Calendar 2019のアドベントカレンダー17日目の記事です。
背景
さまざまな事情でご自身のパソコンにプログラム実行環境がない、もしくは環境構築ができない方がいるかと思います。@daikikatsuragawa もその一人でした。今回はそのような状況でもプログラムを書きたい、実行したいと思っていた自分がお世話になっていた「オンライン実行環境」をいくつか紹介します。
オンライン実行環境とは
「ブラウザ上でプログラムを作成して実行が可能な環境」です。プログラミング初学者や、プログラムをすぐに試してみたい人にとって、簡単で素晴らしいツールです。
オンライン実行環境まとめ
paiza.IO
URL: https://paiza.io/ja
概要
日本語のウェブサイトです。24以上のプログラミング言語をサポートします。コンパイルや実行が可能です。外部ファイルのアップロードも可能です。ユーザ登録の必要がなくすぐに使用可能です。Ideone.comと比較して、複数ファイルの実行も可能であるという利点があります。
コメント
軽くコードを試すとき、主にこれを利用していました。簡単です。
Ideone.com
URL: https://ideone.com/
概要
60以上のプログラミング言語をサポートします。コンパイルや実行が可能です。短縮URLでの共有が可能です。ユーザ登録の必要がなくすぐに使用可能です。
コメント
paiza.IOで対応していない言語を試したいとき、役に立ちました。日本語に対応していないため、とっかかり難いかと思いますが、豊富な言語への対応が魅力的です。
Google Colaboratory
URL: https://colab.research.google.com/notebooks/welcome.ipynb?hl=ja
概要
Googleのアカウントをお持ちの場合、利用が可能なPythonの実行が可能な無料のツールです。Jupyter Notebook形式です。GPUの利用も可能です。 matplotlibを使用してグラフを描画できます。機械学習を扱う方にオススメです。
コメント
機械学習に取り組むときにもってこいです。Jupyter Notebook形式だとグラフの出力もできます。GPUを使いこなすことでいろんなことが出来そうです。(類似しているものとしてKaggleのNotebookもあります。)
おわりに
「オンライン実行環境」をいくつか紹介しました。さまざまな事情でご自身のパソコンにプログラム実行環境がない、もしくは環境構築ができない方々はぜひお試しください!