環境
- BurmillaOSはProxmox VE 8.2上のVMとしてインストール
設定内容
以降の手順を実施することでインストール後に設定される内容
- 固定IP
- タイムゾーン
- SSH用の公開鍵
- VMのホスト名
- qemu-guest-agentサービスの自動起動
手順
Proxmox VE に BurmillaOS用の VM を作る
- お好みのハードウェア設定でBurmillaOSをインストールするVMを作成する (以降、単にVM)
- Burmilla OSのISOファイルを VMのCD/DVDドライブにセットしておく
- VMを起動する
ISOから起動したVMをConsoleで下ごしらえする
(公開鍵やら設定値ymlの手入力に自信ニキはここを飛ばしてOKです)
- パスワードを設定する
$ sudo passwd rancher
- ここで設定したパスワードは インストールした BurmillaOS のログインには使えません (rancherユーザはパスワードでログインできないほうがいいと思っています)
- IPアドレス見ておく
$ ip a
cloud-config.ymlファイルを作成する (インストール内容のレシピ的なファイルを作る)
ここでは 手元のマシンで cloud-config.yml ファイルを作ったのち ISOから起動したVMにSCPで転送する流れですが、公開鍵手入力を選んだ場合はConsoleからviで全部打ちます。
- 以下を作成する
cloud-config.yml
hostname: burmilla01 #<<sample>> ssh_authorized_keys: - ssh-rsa hogehogefugafuga hogefuga@example.com #<<sample>> rancher: network: dns: nameservers: - 1.1.1.1 #<<sample>> - 1.0.0.1 #<<sample>> override: true # Override DHCP assigned nameservers interfaces: eth0: dhcp: false address: 172.68.1.100/24 #<<sample>> gateway: 172.68.1.1 #<<sample>> mtu: 1500 #<<sample>> services: console: environment: TZ: 'JST-9' syslog: environment: TZ: 'JST-9'
- ここで qemu-guest-agent も登録できそうな気がしているが、未検証
- cloud-config.ymlを手元のマシンで作成した場合は scp で転送する
$ scp cloud-config.yml rancher@<IP_ADDR>:
- パスワードは前の手順で作成したもの
BurmillaOSをVMにインストールする
- VMで以下を実行し、BurmillaOSをインストールする
$ sudo ros install -c cloud-config.yml -d /dev/sda
- 色々聞かれたらyyyyyyy...
- 実行場所は Console でも SSHでもよさそう。SSHはすぐ切断されてしまったけど問題なさそう。
- VMの再起動がかかり、インストールしたBurmillaOSで立ち上がったら ISO をCD/DVDドライブから取り外す
qemu-guest-agentの開始を設定する
- sshでVMにSSHでログインする
- 鍵はVMに登録したもの
- 以下を実行してqemu-guest-agentを登録する
$ sudo ros service enable qemu-guest-agent $ sudo ros service start qemu-guest-agent $ sudo reboot
参考
- https://gist.github.com/janeczku/2baa0db0b89913999eb05ddb6f343f9a
- https://pdwslmr.netlify.app/posts/on-premise/rancheros-install/
メモ
system-dockerサービス
ros service start hogehoge
は ros service enable hogehoge
を実行せずに叩いても そのサービスは存在しないよ って言われてしまう
ros service list | grep hogehoge
でインストール可能なサービスを探せる