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こんにちは。
前回の「流浪の月」の記事に続き、読書したうえで気づいたことをアウトプットしていきます。

よろしければお時間頂けますと幸いです。

今回読んだ本は、
さおだけ屋はなぜつぶれないのか?身近な疑問から始める会計学」です。

会計学に関してはあまり興味ないのですが、
タイトルに惹かれて衝動買いしました笑

200ページほどで、7章すべてが大きな例となって話が進み、場面が想像しやすい身近な例をひたすら取り上げるので、自分ごととして捉えやすくスラスラ読めちゃう作品です。

ハマればカップラーメンが出来るよりも早く読めるので、買って読んでみてくださいね。

数字に対する印象

あなたは数字にどういった印象をお持ちでしょうか?

目標達成のためのもの?
毎日にらめっこするもの?
遊ぶためのもの?

私は仮説をより強固にしてくれるものだと考えています。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

仮説をより強固にしてくれるものだというのを説明するのにちょうど良い例がこの本にありました。

それが本題にもなっている、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」です。

さおだけ屋というのは、スピーカーで「たーけやー」と拡散させながら
住宅街を徘徊する軽トラのことみたいですね。

早速さおだけ屋はなぜ潰れないのか、結論からお話しします。
さおだけ屋はさおだけ屋ではないということです。

はい、意味不明ですね。
詳しく解説します。

さおだけ屋の実状を以下に挙げます。

  • さおだけ屋は同時に金物屋もやっている
  • 金物屋は店舗をもっている
  • 軽トラは金物をお客様の所まで運ぶために使用している
  • お客様へ金物を運ぶときに軽トラでさおを販売している
  • さおは店舗にて保管し、店舗でも販売している

ちなみに金物屋というのは、建設道具や家具、工具などを売っている、
ホームセンターみたいなお店のことです。

いかがでしょうか。
この実状を聞くと一目瞭然ですよね。

さおだけ屋に経費はゼロ(正しくは金物屋の経費と同じ)なんです。

利益 = 売上 - 経費 ですから、
経費がゼロということは一本でもさおが売れると必ず利益となり、
売れなくても赤字になることがありません。

もちろんさおがずっと売れなければさおに関しては赤字になりますが、
「たーけやー」とスピーカーで響かせながら住宅街を徘徊している時点で
宣伝効果がありますし、金物を運んだ先でさおを売る機会を作ることだってできますよね。

その宣伝で他の金物が売れたら事業としては利益となるので、余裕でさおの分は回収できます。

これが「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」に対する解答です。
この金物屋さんの、経費や利益に対して貪欲な姿勢がとても良いなと思います。

数字が前に進む自信となる

このさおだけ屋をやろうと思うには、数字の力が必要不可欠です。

金物屋さんが軽トラでの移動中、移動販売をすることで利益を上げられるのではないかという仮説を立てたとします。

さっきのさおだけ屋の話を私たちは聞いているので、この仮説は正しいと思ってしまいます。
ただ、仮説を立てた段階では何を商品にするのか決めていないので利益が出るかは不透明です。

そこで仮説検証のために軽トラに積めてなおかつ自店舗で取り扱っている商品を
移動販売するとして具体的な試算をしていきます。

そうすると

  • 仕入れ代実質0円
  • 維持費実質0円
  • 販売場所代(軽トラ)実質0円

実質というのは、金物屋の事業経費として計上している前提だからです。
他にも雑費はあるかもしれませんが、ざっくりと計算すると0円というのが明確になりますよね。

これで仮説でなんとなくうまくいけそうだなーと思っていたことが、
数字の力を使ることでうまくいくという自信に変わりませんか?

これが数字は仮説をより強固にするものだと考える理由であり、
数字が前に進む自信となるという主張になるわけです。

数字をうまく使って自分を制御しよう

以上で、数字の力を使うことで前に進む自信を得ることができ、
行動するリスクが軽減され、行動するメリットが明確になるということがわかっていただけたかと思います。

ここまでウダウダ話してきましたが、正直言って数字が前に進む自信となるということは感覚的にも経験的にも当たり前かと思います。

そこでこの数字の力を日常にも応用できないかと考えてみました。

それが目標の細分化と数値化です。
これはとてもよく聞く話で、大きな目標は小さな目標の積み重ねです。

1歩進むを1000回やったら1000歩、約1km進めるわけです。
1歩だったら行動する労力なんてほとんどありません。リスクゼロです。
こういった小さな積み重ねが大きな成果を生むということですね。

社会人である以上、学びたい知識がお風呂に浸かった瞬間のようにあふれてきます。
ただどれも大きな目標になりがちなので目標が達成できそうな想像がしにくいです。

その大きな目標を細かくしていくんです。
例えばJava Bronzeの資格取得をしたいのであれば、

  1. 試験日を決定する
  2. 勉強できる日を明確にする
  3. 一日に勉強できる時間を決める
  4. 一日にできる勉強量を確認する(ここは勉強しながら微調整)
  5. やると決めた日に決めた勉強時間に一日にできる勉強量をやりきる

この手順でやると必ず達成できます。
これで達成できない場合、試験日の設定のミスであることが多いです。
他の勉強できる時間や日にちは毎日のように変動するため、そこは臨機応変にやっていくしかないです。
ただ、試験日だけは固定なので、ここを再調整する必要があります。

いかがでしょうか?
ここまで細分化すると、目標達成までに一日に積み上げるブロックの数が明確になりますし、なによりとても小さな1歩なので行動もしやすいです。

もし自由な時間も一日の中でとりたいのであれば一日の勉強時間を変えるだけでいいですよね。
となると勉強をするデメリットも打ち消すことができます。

ここまで決めたのにやらないのは、口では目標達成したいと言っているけど、
その目標を達成したくないと無意識レベルで考えているということだと思います。

これをここまで読んでくださったあなたには、数字の力を使ってぜひ目標達成していただきたいです。

目標から逆算し、一日に積み上げられるブロックの数を明確にしてあとはやるだけの状態にもっていけば目標達成なんて簡単です。

さらに習慣化するための条件も勉強すればなおのこと目標達成しやすいと思います。

おわりに

若輩者がベラベラと講釈垂れてしまいましたが、
私自身も目標達成しようとなるとき雰囲気でやってしまうことが多いです。

なのでこの記事は自分への戒めでもあります。
この記事を書くことで私は数字の力を使って目標達成していくことをせざるを得なくなりました。

最後、本の内容とはそれてしまいましたが、
書いていたらどんどん話したくなってしまったので
目標達成のことについても書いてしまいました。

本書の207ページに
「≪会計の本質的な考え方≫とは、目に見えないものを具体的な数字にして見えるようにする(「利益」、「機会損失」など)、つなげたり違った角度から見たりして物事をシンプルにわかりやすくする(「連結」、「回転率」など)―といった考え方のことです。」
と書かれています。

この一文を読んだだけでこの本を読んだ価値があったと思いました。
この最後の感動や腑に落ちる体験というのは、やはり本を読んでこその醍醐味だと感じています。
下にリンクを貼っておきますので、よろしければどうぞ。安くて薄いです。
→「さおだけ屋はなぜつぶれないのか?身近な疑問から始める会計学

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