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寿司打一発勝負モードはタイピング上達に超効率的という話

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はじめまして。

記念すべき初記事は誰もが通るものの話を書きたいと思い、タイピングについて筆を執ってみます。

私は4月から6月まで研修を受けているときに、
平日10分間タイピング練習ソフト寿司打をやっていました。

時間にすると450分(7時間半)ほどです。
時間帯は決まって13時。

もともと学生時代にも寿司打をやっていたのですが、4月時点での寿司打のレベルは普通モード5000円コースをクリアできるかどうかレベルでした。

学生時代はずっと普通モード3000円コースをやっていて、
合計時間としては間違いなく7時間半以上はやっていましたね。

しかし学生時代はなかなか上達せず、
寿司打はいつの間にかやらなくなっていきました。

そんな中始まった毎日のタイピング練習。
正直10000円コースクリアなんて夢のまた夢だと思っていたのです。

今では10000円コースは安定クリア

毎日10分やり続けた結果、
今では10000円分食べられるほど
大食漢となりました。

毎日やることが本当に大切だと実感させられたことは
言うまでもありませんが、正直全然タイピングが早くなかった
私がここまでこれたのはそれだけの理由ではないと感じています。

ここでやっと表題の話に入っていくわけですが、
積極的に一発勝負モードで練習することにしたことが
タイピングスキル上達に一役も二役も買ってくれたと確信しています。

タイピングは正確さあってこその速度

いや当たり前じゃねーか馬鹿野郎と
聞こえてきそうですが、入社当時の私はそんなことすらわかっていませんでした。

ある程度ブラインドタッチができていれば、
多少タイピングミスをしても気にせずに速度を
追い求めることが大切だと考えていたのです。

現実はそうでないんですよね。
タイピング練習ソフトというシステムの都合上、
正確なタイピングのほうが点数が高くなるというのは仕方のないことです。

ただ寿司打はそれぞれの単語(文章)に制限時間があるので、
ある程度のタイピング速度も求められます。

それこそ10000円コースの短文を
最初目の当たりにしたときは
「こんなのを打ち切れる人、人間じゃねぇ!」とすら思えるレベルなので意外と早いです。

そのくらい制限時間ギリギリになると、
早さこそ正義!間違えても打ち切れば良し!という考えになりがちです。私もなりました。

実際にその考えをもとにタイピングしてみると、全然間に合う気配すら感じられません。

ここで私自身行き詰まり、半ばあきらめていました。
そんな私にふと一発勝負モードというものが目に留まりました。

一発勝負モードは出来なくて当然

一発勝負モードというのは、打ち間違いがあった瞬間に
ゲーム終了してしまうモードで、私は勝手に
タイピング界の黒ひげ危機一髪と呼んでいます。

相当な緊張感が一文字一文字にのしかかってきます。
早さを重視しようとタイピングのクセまでついていた
私にとってこのモードへの変更はかなり根気のいる変更でした。

いざやってみると今では耳にこびりついてしまった「ブブーッ!!」というブザー音の嵐。

1000円を超えることすらままならない事態です。

今ではもうあの音が嫌いになってしまい、
寿司打は必ずミュートでやらないと頭がおかしくなってしまいますね。

まず私が初めに実施したのは一発勝負3000円コースです。

一発勝負をやり始めた頃は普通5000円コースがクリア出来るレベルでしたので、まぁクリア出来るだろうという算段です。

全然出来なかったんですけどね。

やってみると分かるのですが、
1皿も食べられないなんてザラにあります。

一発勝負のときはお手拭きとお茶だけもらって帰る超迷惑客でした。

それでもたまに良いスコアが出せるときがあります。

その快感が忘れられずなんだかんだ続けることはできますね。

どんどんやっていくうちに、良い意味で
「あ、これは出来なくて当然で、たまに出来るから面白いゲームなんだ」と思うようになりました。

一発勝負モード安定クリアから見える世界

時は少し飛びまして、一発勝負3000円コースから一発勝負5000円コースへの挑戦をするようになり、かなりの確率でクリアできる程度になってきた頃のことです。

正直一発勝負5000円コースに飽きを感じていた頃でした。

10000円コースやってみたいなぁ。

一度ふと思ってしまうとやるしかありません。

10000円コースが全くできなかった遠い記憶があり、「まぁまずは8000円くらいいけたらいいな」程度の気持ちでした。(この時点で一発勝負5000円コースでの記録7460円ほど)

いざやってみるじゃないですか。
3回目で超えちゃったんですよね10000円。

拍子抜けしました。
サクッとクリア出来たのは、
10000円コースといえども半分以上は
5000円コースレベルの文章や単語であることから、連続で点数と秒数を稼げたからだと思っています。

いきなり10000円コースをやるのはオススメできない理由

ここまで読んでくださった方で、
「じゃあ一発勝負モードじゃなくて普通5000円コースクリア出来るようになったら普通10000円コースやり続けるのはどうなの?」と思われる方もいるかもしれません。

このような手順を踏んでいないので
あくまで推測にはなってしまいますが、
私はオススメしません。

理由は3つあります。

  • 普通モードでは5000円コースの文章でたくさんタイピングミスしがちだから
  • 最終的に身に着けたいのは業務効率化を目的としたタイピングスキルであり、タイピングミスによる精神的苦痛は塵も積もれば山となるの典型例であるから
  • そもそも頻繁にタイピングミスをするというのは、真の意味でブラインドタッチができていない証拠だから

10000円コースをクリアしたときの達成感はとても大きいものですし、
早くクリアしたくなる気持ちもわからなくはないですが、
ブラインドタッチはパソコン業務をやる上での絶対に避けることが出来ない基礎中の基礎です。

どんなものでも基礎は大切ですが、
特にブラインドタッチにおいては近道をしたいという心が
一番の遠回りになると考えています。

以上の理由から、一発勝負モードをやってから10000円コースをやるべきだと思っています。

一発勝負モードをする際の注意点

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

そんなあなたにはぜひ一発勝負モードにチャレンジしていただきたいと思うのですが、私が今まで一発勝負モードをやってきて気づいた注意点を3つあげていきます。

自分がクリアできるレベルの一つ下を必ず挑戦する

たとえ人差し指だけでタイピングしても、
今まで乱暴に打ってきた感覚は無意識に動いてミスを誘発してしまいます。

そんな中現状のレベルと同じものに挑戦すると、
一度も間違えてはいけない緊張感と自分の最高速度を出し続けるという2つの高難易度クエストが待ち構えています。

体力1の状態でピンピンしたラスボスを1分で倒しに行くようなものです。

そんな挑戦誰もやりませんよね。
だから自分の中での最高レベルの一発勝負モードをやってはいけません。
ただただストレスが貯まるだけです。

やりすぎだと思うほど正確に打つことを徹底する

断言しますが、正確なタイピングになればなるほどタイピング速度は早くなります。

パソコンを触ったことがあるなら誰でも共感してくれると思いますが、
バックスペースキー遠すぎですよね。

あのキーのために日常では使わない小指の筋トレが必要なのではと思うほどです。

バックスペースキーを打つ回数が多いほどタイピングが圧倒的に遅くなります。

寿司打ではバックスペースキーとエンターキーが必要ないので
軽視しがちですが、実際のタイピングでこれらを使わないときなんてありません。

寿司打で高得点を取るだけならそこまで気にしなくても良いかもしれませんが、実際のタイピングを上手くなりたいと思って練習しているはずなので、徹底的に正確なタイピングを目指すべきです。

必ず効果音なしで練習する

前述しましたが、一発勝負モードはあの「ブブーッ!」という音がノイローゼになります。

あの音にノイローゼになるのは私だけで良いです。
これから挑戦するあなたは効果音なしで心の平穏を守ってあげてください。

最後に

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

変な言葉遣いや伝わりにくい文章があったことかと思いますが、
その際はよろしければご指摘いただけると幸いです。

私が伝えたいことはたった一つです。

寿司打やるなら一発勝負モード!

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