Railsでacts-as-taggable-onを使ってタグ管理を行う

ブログなどでよくあるタグを実装したいと思っていたところ、acts-as-taggable-onという gem で簡単に実装できたのでメモ

環境

Rails 5.2.1
acts-as-taggable-on 6.0.0

手順

1. gem インストール
2. テーブル作成
3. タグ保存
4. タグ表示

gem インストール

Gemfile に以下を追記して、bundle install する。

gem 'acts-as-taggable-on', '~> 6.0'

テーブル作成

$ rake acts_as_taggable_on_engine:install:migrations
$ rake db:migrate

これにより、"taggings"、"tags" テーブルが生成される。

タグ保存

タグを付けたいモデルに以下のように追記する。(今回は Post モデルにタグを付けたかったので post.rb に記述)

class Post < ApplicationRecord
  acts_as_taggable
end

タグの form は以下のようにする。 デフォルトでは、カンマ区切りでタグを入力

<%= f.label :tag_list, 'タグをカンマ区切りで入力' %>
<%= text_field_tag 'post[tag_list]', @post.tag_list, :class => "form-control" %>

スペースなどで区切りたい場合は、config/initializers/ に acts_as_taggable_on.rb を作成して、以下のように記述する。

ActsAsTaggableOn.delimiter = ' '

保存する時は、以下のようにコントローラーのストロングパラメータに「:tag_list」を追加する。

def post_params
    params.require(:post).permit(:title, :content, :tag_list)
end

タグ表示

view で以下のように記述することで、表示できる。

<% @post.tag_list.each do |tag| %>
  <span style="background-color: #e9e9e9; border-radius: 5px;"><%= tag %></span>
<% end %>

以上で、最低限のタグ機能が実装できる。さらに、カスタマイズしたい場合は、[ドキュメント](https://github.com/mbleigh/acts-as-taggable-on)を参照してください。