はじめに

今、話題のChatGPTをExcelマクロ(VBA)から使えるようにしましたので、ご紹介します。

環境

Windows10
Excel(Microsoft365バージョン）

流れ

・完成イメージ
・APIキーの取得方法
・基本構造作成
・JSON形式のデータ取得
・2回目以降の質問実装
・エンディング

最終画面イメージ

最終的に、以下のようなChatGPTを組み込んだAIチャットボットを作成しました。

YouTubeでの解説：

上記の作業の流れをYoutubeで詳しく解説していますので、ぜひ、ご覧ください。

サンプルソース

YouTubeで紹介している処理の初期版プログラムソースです。

Sub ChatGPT_API()
 
    Dim APIKey As String
    Dim strModel As String
    Dim strQuestion As String
    
    Dim Url As String
    Dim http As Object
    Dim strMessages  As String
    Dim strResponse As String
 
    '*** 初期値設定 *****
    APIKey = "APIキーを貼り付けてください"
    strModel = "gpt-3.5-turbo"  'モデル名
    
    strQuestion = Range("B2").text '**質問を変数にセット
        
    '*** API処理 ****
    Url = "https://api.openai.com/v1/chat/completions"
    
    Set http = CreateObject("MSXML2.XMLHTTP")

    'リクエストヘッダー
    http.Open "POST", Url, False
    http.setRequestHeader "Content-Type", "application/json"
    http.setRequestHeader "Authorization", "Bearer " & APIKey
    
    'メッセージ作成
    strMessages = "{""model"": """ & strModel & """," & _
                  """messages"": [{""role"": ""user"", ""content"": """ & strQuestion & """}]}"

    'リクエスト送信
    http.send strMessages
    
    strResponse = http.responseText         '結果を変数に代入
    
    Range("B5") = strResponse
 
End Sub

最終プログラム

YouTubeで紹介している最終プログラムソースは、YouTube動画の概要欄に、限定公開のQIITAのURLを掲載していますので、Youtube動画経由でご覧ください。
https://youtu.be/nsrg40kdFuM

最後に：

今回は、ChatGPTに対してエクセルマクロでAPI接続するプログラムを作成しました。
意外と簡単に出来ましたが、このプログラム作成もChatGPTやBing-AIを使って作成しました。
もう、ChatGPTなしには、プログラムが作成できません！
今後も、良さそうなプログラムが出来たら、ご紹介したいと思います。