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@daifuk-lana(大福 らな)

【無料3Dモデル作成】HitogataモデルをVRM形式に変換する方法（フルトラ対応版）

Last updated at Posted at 2020-04-23

VTuberにも使えるオリジナルの3DモデルをHitogataで作成し、全身の体の動き反映（フルトラッキング）対応VRMモデルに変換する方法のご紹介です。
VRMとは、バーチャルモーションキャプチャーや、バーチャルキャストなど、様々なコンテンツで使用することが出来る3Dモデルの形式です。
YouTubeに同様の内容の動画をアップロードしてますので、動画で見たい方はこちらをどうぞ。

YouTube動画

【オリジナルアバター制作】HitogataモデルをVRMに完璧に変換する方法！フルトラ対応版！【チャプタージャンプ付き】

使用ソフト

Hitogata
3Dモデル作成、WEBカメラでの顔認識によるモデル操作（フェイストラッキング）が出来る無料のツールです。
様々なパーツを組み合わせて3Dモデルを作成します。
作成した3Dモデルは商用利用が可能です。

Blender
Hitogataで作成したモデルを読み込み、後述のプラグインを使用するのに使用します。
また、FBX形式への変換を行います。

Cats Blender Plugin
ボーン構造（モデルの骨）の最適化を行うBlenderのアドオン（追加機能）です。

Unity
後述のプラグインを使用し、VRM形式への変換を行います。

UniVRM
VRM形式へ変換するUnityプラグインです。

3Dモデル作成

Hitogataを使用ソフトのリンクからダウンロードし、起動してください。
起動後、ツールからキャラメイキングで3Dモデルを作成します。
image.png
image.png
作成したら再度編集出来るよう、キャラクタ保存で3Dモデルを保存しておきましょう。
image.png
続いてモデルのエクスポートで3Dモデルを出力します。
image.png
PMX形式で書き出します。
FBX形式での書き出しも出来ますが、Hitogataから書き出す場合、ボーン構造が上半身と下半身で分かれているため、フルトラッキングには不向きです。
※具体的にはHipsが上半身の子になっていないために、腰にWaistが割り当てられて姿勢が破綻します。
image.png

ボーン構造の正規化、FBX変換

Blenderをダウンロード、インストールし、Cats Blender Pluginをダウンロードしてください。
その後、Blenderを起動し、以下ユーザ設定からプラグインをインストールします。
image.png
ファイルからアドオンをインストールをクリックし、ダウンロードしたCats Blender Pluginをインストールします。
インストール後はCats Blender Pluginにチェックが入っていることを確認してください。
image.png
ユーザー設定の保存をクリックし、ウインドウを閉じます。
その後、予め中央に配置されている立方体を削除（クリック、デリートキー）し、Cats Blender PluginのタブからImport Modelをクリック、モデル作成で出力した3Dモデル（PMX形式）を読み込みます。
image.png
Fix Modelをクリックします。
image.png
ファイルからエクスポート、FBXを選びクリックします。
VRMファイルに変換するにあたり、Unityで扱いやすいFBXに変換します。
image.png
左下にFBX書き出しの設定項目が表示されるので、シフトキーを押しながらエンプティ、アーマチュア、メッシュ、その他のタブを選択し、任意の名前を付けて保存します。保存先はPMXファイルと同じ場所を指定してください。
image.png

VRM化

ここからはVRMコンソーシアムの記事を参考にモデル変換を行ってください。
公式の記事がわかりやすいと思います。

VRMコンソーシアム

揺れもの（髪の揺れなど）や、目線の移動（アイトラッキング）も設定方法が記載されています。
なお、Hitogataで作成した3Dモデルの場合、アイトラッキングはBlendShapeではなくBoneで行います。

その後

VRM化後はぱっふぇるちゃんの以下tweetのように、対応した様々なツールで使用することが出来ます。

3Dモデルを表示してBeatSaberを遊びたい場合は、とんすさんの以下tweetが参考になります。
無料のバーチャルモーションキャプチャーを使用します。

オススメツール

参考までですが、3DバーチャルYouTuberとして活動する場合は以下ツールがオススメです。

3Dフルトラッキング

フェイストラッキング

VRM対応ゲーム

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