PGDGとは
「PostgreSQL Global Development Group」の略。
PostgreSQLはPGDGという開発コミュニティで開発されているOSS。
PGDGの特徴
開発メンバ
- 世界中の技術者により、オープンな場で開発されている
- 開発に関わる最終的な意思決定は、開発メンバの中心的な役割を担う、コアメンバが行っている
メーリングリストの運営
- 様々な種類のメーリングリストを運営
- 議論は主にメーリングリストを使用
- メーリングリストは誰でも参加できる
WEBサイト運営
- ソースコードやバイナリコードを無償で配布している
- 開発中のバージョンもダウンロードできる
- 公式サイト:https://www.postgresql.org
イベント開催
- 世界各地でカンファレンスや会合を開催
開発
- 近年では年に1度メジャーバージョンアップを行っている
- メジャーバージョンのサポート期間は5年
- ソースの著作権はPGDGが持っている
注意
PostgreSQLはBSDライセンスをベースにしたPostgreSQLライセンスを適用し配布されている。
再配布をする際には、著作権表示とライセンス条文を表示しなければならない。
BSDライセンスとは
商用・非商用問わず、誰でも無償で利用でき、自由に複製、改変できる。
ソースコードを公開する義務はない。
再配布する際には、著作権とライセンス条文、無保証であることをドキュメントに記載することを条件としたライセンスである。