はじめに
この記事では、話題のAI開発ツール「GeminiCLI」「Claudecode」「Kiro」の3つを比較します。
私は学生で、普段はGeminiCLIとKiroを使用しています。Claudecodeについてはチュートリアル動画などで理解している程度です。
そのため、あくまで「これからAI開発ツールを触ってみたい」という初心者に向けて、それぞれの特徴を分かりやすく解説することを目的としています。
目次
GeminiCLIとは
GeminiCLIは、Googleが開発したコマンドラインのAI開発ツールです。Shellコマンドを実行してOSを操作するなど、自由度の高い設計が特徴です。
Claudecodeとは
Claudecodeは、複数のAIエージェントを連携させて開発を進めることができるツールです。まるでシミュレーションゲームのように、AIがユーザの開発をサポートします。
Kiroとは
Kiroは、AWSが開発したAI搭載の統合開発環境(IDE)です。特に、自然言語で要望を伝えるだけでAIが要件定義や設計、タスクリストを自動生成する「Spec駆動開発」が強力な特徴です。
比較表
項目 | GeminiCLI | Claudecode | Kiro |
---|---|---|---|
例えると | ナイフ | 監督者 | 建築家 |
できること | Shellコマンド実行 | 複数のAIエージェントの連携 | 要件定義による実行 |
思想 | Reason and Act (=React)ループ | Multiple agent | Spec駆動開発 |
値段 | 無料で使える。トークンはたくさんある | Proに課金しないと使えない。MAXにしないとトークンはきついかも | 現在は無料。無料プランも残るらしいが、条件次第でProにしないと使えないかも |
どんな人が使ってるイメージ? | 学生。学生は特にProが無料で使えている人も多い | 個人開発に慣れてるひと | 現在は無料なので、いろんな人が使ってる |
比較してみた
GeminiCLI
GeminiCLIは、Shellコマンドを実行できるなど、自由度の高い操作が可能です。眺めているだけで楽しいので、ユーザーが常に「Yes」を押し続けるだけの存在になってしまうことも・・・。特に学生ユーザーにとっては、その手軽さから多くの人が利用している印象です。
Claudecode
Claudecodeは、複数のAIエージェントを束ねる「監督者」のような役割を担います(※筆者は使いこんでいるわけではないので、あくまで解説動画イメージです)。まるでシミュレーションゲームのように、AIが連携して開発を進める様子は興味深いです。
Kiro
Kiroは、「Spec駆動開発」が特徴で、はじめに要件定義を行ってから開発をします。design.mdやrequirement.mdといった設計書を事前につくります。Claudecodeでも同様のテクニックが知られていますが、Kiroはそれをツールとして組み込んでいる点が特徴です。ただし、テスト駆動開発(TDD)といわれるように、まずコードを書き始める「バイブコーディング」と、「Spec駆動開発」はどのように併用させるかが重要と言えるでしょう。
参考にした記事
- Gemini CLI の簡単チュートリアル - Zenn
- Gemini CLI 入門 (1) - 概要 - note
- 初心者でも分かる!VSCodeでGemini CLIを使いこなす方法 - インストールから応用まで徹底解説-Qiita
- GeminiCLIを使いこなそう!
- 【初心者向け】Claude Code とは?インストールから使い方まで徹底解説-Qiita
- Claude Code を初めて使う人向けの実践ガイド- Zenn
- Claude Code の使い方 - note
- 【Kiro完全ガイド】プロトタイプから本番環境まで一気通貫 - note
- kiroをはじめて使ってみた -Qiita
おわりに
初心者だから間違ってるかもだけど、どれも触ったことないよっていうひとのために書きました。なにか初めてみると楽しいよ!
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