はじめに
ネットワークスキルを陳腐化させないため何か良い手段はないかと探していたときに、Cisco Packet Tracer を見つけました。
ここでは Cisco公式の無料学習コンテンツを実際にやってみた内容と感想 をまとめています。
「これから Packet Tracer を触ってみたい方」や「どんなことができるのか知りたい」という方の参考になれば幸いです。
インストール方法については他の方が丁寧に記事を書かれているので、本記事では触れません(詳しくは こちらの記事や学習コンテンツ「Getting Started with Cisco Packet Tracer」を参照ください)。
0.今回学習したコンテンツ
Cisco の学習ポータル「Cisco Networking Academy(NetAcad)」にて、以下のコンテンツを学習しました。
- Getting Started with Cisco Packet Tracer
- Exploring Networking with Cisco Packet Tracer
- Exploring Internet of Things with Cisco Packet Tracer
※有料のコースもありますが、上記はすべて無料で受講可能です。
1.Getting Started with Cisco Packet Tracer
学べること
- 物理、論理、Config、PC デスクトップ設定、L7 サービス設定を Packet Tracer 上で再現
- ケーブルの接続 → ルータ設定 → Ping での疎通確認といったネットワークの基礎操作の体感
- 自宅ネットワークを模した簡易的な構築演習
所感
初歩的な内容ですが、Packet Tracer でここまで模擬できるのかと感動しました。
「ケーブルの選び方 → ルータの基本設定 → Ping」で疎通確認できたときはシンプルながらも達成感があります。
2.Exploring Networking with Cisco Packet Tracer
学べること
- 小規模オフィスを模したネットワーク構築(ラックから PC までの配線、光ファイバ含む)
- Wi-Fi 接続、Bluetooth、テザリングなど身近なネットワーク構築方法
- CLI(コマンドライン)による Config 基本操作
- パケットキャプチャ機能で ICMP や ARP を可視化
- 「トポロジ」機能でネットワークを整理(集約・分割)
- ネットワークコントローラによる一括管理
- 無線接続のトラブルシューティング
所感
ここでは Cisco Packet Tracer の活用範囲が一気に広がります。
基礎的なオフィスネットワークの流れを通しで体験でき、トラブルシュート演習も含めて「実務に寄った練習」ができると感じました。
3.Exploring Internet of Things with Cisco Packet Tracer
学べること
- IoT デバイス(スマートライト、温度センサーなど)の登録・操作
- 自宅サーバ設置型 と クラウドサーバ利用型 の 2パターンで構築
- クラウド経由でスマホから照明を操作するシナリオ
(参考)うまくいかなかった点
- クラウド利用時に DNS が動作せず、IP アドレス直打ちで対応しました
(もし原因をご存じの方がいればコメントいただけると嬉しいです)
所感
正直、IoT の学びとしては薄くおまけ程度に感じました。
ただ「Packet Tracer が IoT の動作までシミュレーションできる」という点は新鮮でした。
学びの総括
- Cisco公式の無料コンテンツは 難しい設定よりも「Packet Tracer の使い方」練習に特化 している
- ネットワークスキルの基礎を復習するにしてもかなり簡単な部類
- ただコンテンツで触れていないPacket Tracerの機能も一部であるため本コンテンツをもとに以下のように発展していくとスキル習熟にはピッタリ
学習コンテンツ案
- Packet Tracer付属のサンプルネットワークを活用したネットワーク動作解析
- 生成AIに「練習用のネットワーク構成」を考えてもらい、Packet Tracer上で再現確認
おわりに
Packet Tracer は無料ながらも多機能で、手を動かして学ぶには最適なツールだと感じました。
これからネットワークを学びたい方や、基礎を振り返りたい方にはおすすめのツールです。