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【脱・手作業!】文系ビジネスパーソンでもわかる、freee APIを使ったGoogle Workspace受発注の自動化ストーリー

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こんにちは。株式会社d3plusのエンジニアです。

皆さんの会社では、日々の受発注業務や請求書の作成にどれくらいの時間をかけていますか?「気づけば月末は請求書作成の事務作業だけで1日が終わっている…」なんて方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな「あるある」な事務作業の悩みを、freee APIを使ってサクッと解決したお話をします。「APIとかプログラミングとか難しそう…」という文系の方にも分かりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

1. 背景・課題:なぜ自動化しようと思ったのか?

弊社株式会社d3plusでは、ありがたいことにGoogle Workspace(以下、GWS)の申し込みを数多く受注しています。

しかし、その裏側では「契約ごとに都度都度、見積書や請求書を作成し、メールでクライアントとやりとりする」という、非常に手間のかかる手作業が発生していました 。

このままでは総務や営業メンバーの負担が増えるばかり…。そこで、エンドユーザー様からの「GWS申込みフォーム」の入力をキッカケ(トリガー)として、freeeへのデータ登録や見積書の作成を自動化するシステムを作ることにしました !

2. 実装のポイント:freee APIで「案件」と「受注」を登録する

スクリーンショット 2026-03-17 181624.png

今回はシステムの裏側で動いているプログラムのうち、freee販売APIを使った「案件の登録」と「受注の登録」に絞って解説します。

APIというのは、簡単に言えば「システム同士がお話するための専用の窓口」です。システムからfreeeに対して、「こんな内容で案件を登録してね!」とメモ帳(データ)を渡すイメージで
す。

スクリーンショット 2026-03-17 181900.png

① 案件の登録

まずは「A社さんからGWSの申し込みが来たぞ」という「案件」の箱を作ります。 実際のプログラムでは、以下のようなデータをfreeeに投げています。

// 【案件登録のイメージ】
{
  "issue_date": "2025-12-01", // 発生日
"partner_id": 1234567,      // 取引先(A社さん)のID
"details": [
    {
      "account_item_id": 98765, // 勘定科目(売上高など)
"amount": 50000,          // 金額
"description": "Google Workspace 新規契約プラン"
    }
  ]
}

このように「誰に」「いくらで」「何を」売るのかを整理してfreeeに送るだけで、あっという間にfreee上に案件データが作られます。

② 受注の登録

案件ができたら、次はその案件が「受注(契約成立)」したことをfreeeに知らせます。 先ほど作成した「案件の箱」に対して、「この内容で受注が確定したよ!」という指示(受注の登録)をAPI経由で送ります。

// 【受注登録のコードイメージ】
const salesOrderData = {
  // 受注日や紐づける案件のIDなどを指定
"sales_order_date": "2025-12-05",
  "deal_id": createdDealId, // 先ほど作った案件のID
// ...その他の詳細情報
};
// freee販売APIの「受注作成エンドポイント」へデータを送信!
const response = await freeeApi.post('/api/v1/sales_orders', salesOrderData);

たったこれだけのやり取りで、人間がfreeeの画面を開いてポチポチ入力しなくても、裏側で自動的にデータが作成されていくのです。

3. 苦労した点・工夫した点

今回システムを設計する上で一番工夫した点は、「いきなり全部を自動化しなかったこと」です。

見積書や請求書をシステムが自動で作って、さらに「そのまま自動でメール送信までしてしまう」ことも技術的には可能でした。しかし、システムが勝手に間違った金額で送ってしまったら大事故になります。

そこで今回の初期フェーズでは、システムが行うのは「freee上で見積書のドラフト(下書き)を作成するまで」にとどめました 。最終的にその見積書を確認し、お客様へメールを送付するのは、人間の目を通す(総務メンバーによる手動作業)フローにしています 。

このように「段階的な自動化」の基盤を作ったことで 、現場のメンバーも安心して新しいシステムに移行することができました。

4. まとめ

今回実際に触ってみて感じたのは、「freee APIは仕様がとても分かりやすく、開発が簡単で扱いやすい」ということです。公式のドキュメントもしっかり整備されているため、社内のちょっとした面倒ごとを解決するツールとして非常に優秀でした。

そして今後の展望ですが、次はAIが自律的にツールを操作するための技術であるMCPサーバー「freee-mcp」の利用にチャレンジしてみたいと考えています!これができれば、AIにチャットで「A社さんの今月の請求書作っておいて!」と指示するだけでfreeeの操作が完結する未来も近いかもしれません。

この記事が、皆さんの会社の「面倒な事務作業」を減らすヒントになれば嬉しいです!

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