Cloudera Manager Advent Calendar 2015の5日目です。
Cloudera Manager(以下CM)を使えば、1台のCM上で複数クラスタの管理が可能です。たとえば分析基盤と検索基盤のように、各クラスタには任意の名前をつけられます。
さて、CMでは管理しているクラスタ間での設定差分も確認できます。パフォーマンスの調査を行うときなどには期待通りに動いているクラスタとの違いを確認したいことがままあります。今回はHiveの設定差分を確認してみましょう。クラスタ一覧から、分析基盤のHiveサービスを選択します。
設定画面から、「検索基盤のHiveとの差分」を選択すると、差分がすべて表示されます。
ここでは特に「ヒープサイズ」について差分を絞り込んでみましょう。もちろん日本語での検索にも対応しており、以下のようにMetastore Serverのヒープサイズに違いがあることがわかりました。
最後に
CMを使った複数クラスタの管理と、設定差分について紹介しました。CMにはいろいろな機能があるので使い込むほどに便利さが実感できます。