VS Code
の設定、.vimrc
、.zshrc
など、多くの設定ファイルを簡単に管理することができるアプリmackup
を使ってみました。
##導入
$ brew install mackup
##基本
###バックアップ
$ mackup backup
コマンド一発で、各種アプリの設定ファイルが~/Dropbox
以下に保存されます。
そんで元々設定ファイルがあった場所には、シンボリックリンクが貼られます。
###リストア
$ mackup restore
###対応ツールの確認
$ mackup list
##応用
###設定ファイルの保存場所、管理対象アプリを指定
~/.mackup.cfg
を作成して、設定ファイルの保存場所、作成するディレクトリ名、管理対象にいれるアプリ、管理対象から外すアプリなどを指定します。
#icloud内に[backup]というディレクトリを作って管理
[storage]
engine = icloud
directory = backup
#sshは管理対象から外す
[applications_to_ignore]
ssh
###独自のバックアップルールを定義
~/.mackup
というディレクトリを作り、その中に<アプリ名>.cfg
というファイルを作ります。
[application]
name = vscode-extensions
#バックアップしたいファイルのパス
[configuration_files]
.vscode/extensions
アプリ名は何でもOKです。
ファイルを作ったらmackup list
を叩き、作成したファイル名のアプリが追加されていることを確認しましょう。
デフォルトだと、vscodeの拡張機能以外の設定はバックアップされるのですが、拡張機能だけは管理対象外なので作ってみました。拡張機能の情報は~/.vscode/extensions
ディレクトリ以下に全て保存されています。
公式のドキュメントがすごくわかりやすいので、英語ですが読んでみることをおすすめします。
lra/mackup
###preztoの設定を管理したい場合
[applications_to_ignore]
prezto
[application]
name = prezto-org
[configuration_files]
.zpreztorc
.zprezto
##注意点
どのアプリの設定がどこまでバックアップが取れているのかがちょっとわかりづらかったりします。バックアップできていると思っていたのに、一部の設定しかできていなかったり。
バックアップ→リストアを何回かやってみると、アプリの設定がどうやって管理されているかについてかなり理解が進むのでおすすめです。
##参考