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設定ファイルをmackupで管理する

Last updated at Posted at 2020-03-20

VS Codeの設定、.vimrc.zshrcなど、多くの設定ファイルを簡単に管理することができるアプリmackupを使ってみました。

導入

$ brew install mackup

基本

バックアップ

$ mackup backup

コマンド一発で、各種アプリの設定ファイルが~/Dropbox以下に保存されます。
そんで元々設定ファイルがあった場所には、シンボリックリンクが貼られます。

リストア

$ mackup restore

対応ツールの確認

$ mackup list

応用

設定ファイルの保存場所、管理対象アプリを指定

~/.mackup.cfgを作成して、設定ファイルの保存場所、作成するディレクトリ名、管理対象にいれるアプリ、管理対象から外すアプリなどを指定します。

~/.mackup.cfg
#icloud内に[backup]というディレクトリを作って管理
[storage]
engine = icloud
directory = backup

#sshは管理対象から外す
[applications_to_ignore]
ssh

独自のバックアップルールを定義

~/.mackupというディレクトリを作り、その中に<アプリ名>.cfgというファイルを作ります。

~/.mackup/vscode-extensions.cfg
[application]
name = vscode-extensions

#バックアップしたいファイルのパス
[configuration_files]
.vscode/extensions

アプリ名は何でもOKです。
ファイルを作ったらmackup listを叩き、作成したファイル名のアプリが追加されていることを確認しましょう。

デフォルトだと、vscodeの拡張機能以外の設定はバックアップされるのですが、拡張機能だけは管理対象外なので作ってみました。拡張機能の情報は~/.vscode/extensionsディレクトリ以下に全て保存されています。

公式のドキュメントがすごくわかりやすいので、英語ですが読んでみることをおすすめします。
lra/mackup

preztoの設定を管理したい場合

~/.mackup.cfg
[applications_to_ignore]
prezto
~/.mackup/prezto-org.cfg
[application]
name = prezto-org

[configuration_files]
.zpreztorc
.zprezto

注意点

どのアプリの設定がどこまでバックアップが取れているのかがちょっとわかりづらかったりします。バックアップできていると思っていたのに、一部の設定しかできていなかったり。

バックアップ→リストアを何回かやってみると、アプリの設定がどうやって管理されているかについてかなり理解が進むのでおすすめです。

参考

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