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Distributed Load Testing on AWS でIP固定してみた。

Last updated at Posted at 2023-10-17

概要

Distributed Load Testing on AWS作って、NAT作って
グローバルIP固定してみた。

Distributed Load Testing on AWS(DLT) とは

AWSでの分散負荷テストが行えるソリューション。
AWSが公開している実装ガイドCloudFormationテンプレートを使って、AWS上に簡単に負荷テスト実行環境を構築できる。
下記二つができる。

  • 画面からAPIの情報を設定して実行
  • jmeterのシナリオをアップロードして実行

Taurusを利用した負荷テスト実行環境である。
zipファイルに固めれば、Jmeterのライブラリ、csv使った外部ファイルなども含めて実行することができる。

構築

DLTの実行
これ
に従って、distributed-load-testing-on-aws.templateのCoudFomationテンプレートを使って、環境構築

VPC自体の条件がない場合、そのまま作成する。
VPCのIPの範囲等が設定可能である。
AWSに対して、匿名の統計情報を送る、送らないのパラメータもあるので、変更する。

CloudFomationの画面からスタックを作成。
image.png

スタック名と、初回アクセス用の管理者アカウントを入力する
image.png

そのまま次へ、次へと押して環境作成

IP固定してみた

いろいろと後から、追加して固定してみた

サブネット追加

nat配置用のサブネットを追加
VPCを選択
image.png

CIDRは少な目でいいので[192.168.32.0/24]
一応後から増やせる程度に少し余裕を持たせる。
image.png

NATgateway作成

追加したサブネット上にNATGatewayを作成し、外部への経路となるように設定する。

  • サブネットの選択(先ほど作成したもの
  • 接続タイプパブリック
  • ElasticIPの割り当て

を実施し、固定したパブリックIPでNAT-gatewayが外部通信を行えるようにする。
※ElasticIPの数が足りない場合は、AWSに申請して、割り当て可能数を増やしてもらう必要がある。
image.png

ルートテーブル追加

サブネットから外に出るときNAT経由となるように作成
ECS(DLTの動く場所)→nat→igwの経路を作るために、nat→igwのルートテーブルを作成し
作成したサブネットを関連付ける

既存ルートテーブル変更

デフォルトで、ECSが0.0.0.0の外部へ出る際の経路を直接igwを指しているため、
0.0.0.0が作成したNATGatewayとなるように変更
image.png

まとめ

備忘録として、DLTのIP固定をメモって見た。

今回作成する負荷テスト実行環境は、想定リクエスト数がそこまで高くないため、nat-gatewayを一つ、Subnetもまとめているが、本来分散してnat-gatewayを使えるようにazも分けてsubnetを配置するものだと思う。

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