背景
どうも。就職活動を初めて7ヶ月が過ぎ、戦績数十敗。未だに内定をもらっておりません。
書類審査を抜けたとしても、かならず1次面接で落とされる。原因はいつも経っても
- コミュニケーション能力ガー
- コミュ力ガー
という通り一遍等なもの。
たまに「お前らエスパー採ろうとしとるんかい!」と文句言いたくなる感情を抑えながらも問題点を振り返るわけですが、やっぱりコミュニケーション能力については早急に対策を取らないといけないわけで。
というのも、
技術的な質問ならまだしも、一般的・抽象的な質問になると頭が真っ白になり、
面接官が何を求めているのかがわからなくなってしまう
これが私を苦しませてきた。
しかも、だいぶあとになって(落ち着いて振り返って)みてふと意図を読み取ったり、答えが出てきてしまう。もう後戻りできない。さらに辛い。
もはやにべもなく思いをTwitterでぶちまけたわけです。
発端
最初にぶちまけた思いはこちら。
今までの面接の結果を省みると、エンジニアやプロジェクトリーダー必要なコミュニケーション能力ってなんだろうなと思う。
— さいろす@転職活動中 (@cyross4vocaloid) August 3, 2019
好きなものとか今ハマっているものとかの、テンションを上げやすい話題を持ちかけるってことかなぁ
…次にかける言葉を思い出すのに時間がかかる人間はどうしたらいいの?
これが原因で精神的にプレッシャーになってくる。
— さいろす@転職活動中 (@cyross4vocaloid) August 3, 2019
プレッシャーを撥ね退けるか、実情を受け入れるしかないねんけど、そんなん相手にとっては「知らんがな」で済まされる話でさらに辛い
こんな人、採って頂ける方いらっしゃいませんんか? https://t.co/HjCmjOMFnC
完全に思いつめています、はい
このツイートをして少し経つと意外な方から反応がありました。ごろまん(@GOROman)さんでした。
的確な指摘
プロトコルの互換性かなあ https://t.co/owLjAlG1Gy
— ごろまん (@GOROman) August 3, 2019
プロトコル!? 互換性!?
この瞬間、私の頭の中にビビビッときたものがありました。まったく霧の中だったものが、ちらっとフォグランプが見えたぐらいの光でした。
ない脳みそを回転させて、当方なりの案を出してきます。
プロトコル…ですか
— さいろす@転職活動中 (@cyross4vocaloid) August 3, 2019
抽象的ですが、話の引き出しの取っ手が違う、ようなイメージ?
すると、更に詳細な話が。
APIの古いバージョンから新しいバージョンまで使えるイメージ https://t.co/OGyTCAkszq
— ごろまん (@GOROman) August 3, 2019
APIの仕様…なんだかわかってきました。つまり、APIのバージョンが違うとなれば、それに伴う仕様も変わってしまうこともある。更に、情報互換性が保たれているのもあれば、破壊的に変わるものもある。そういうものなのかなと訊ねてみると…
…あ、その言葉でなんか頭の中がもやもやしてきました。今まで無かった感触…
— さいろす@転職活動中 (@cyross4vocaloid) August 3, 2019
apiのバージョンが違う…パラメータや返却値の値や書式が違うような…内部処理も変わってしまうような…
ですね
— ごろまん (@GOROman) August 3, 2019
なるほど! このとき、私の中で原因がクリアになり、次の目標が如実に現れました。
ということは、そのバージョンや書式に見合ったものの捉え方を学ぶ必要になる…と。うわ、これは大変だ
— さいろす@転職活動中 (@cyross4vocaloid) August 3, 2019
すぐに現れた! すげぇ!
これはいろんな人に出会って、「とりあえず最大公約数的に必要最低限なプロトコル書式を頭に入れる」ことだろうか…それにしては時間がない(もうお金がない)
— さいろす@転職活動中 (@cyross4vocaloid) August 3, 2019
とはいえ、(経済的に)時間がありませんが、頭の中を再整理するために前提条件を出しました。これで大きな前進かな?
だいぶ心の中が晴れて、どういう話を聞くのか話題を吸収できればなと思います。
前提として、「当方のコミュニケーションプロトコルは大多数の他の人と違う」という認識で、「じゃあ、大多数の人はどういうプロトコルを持っているのか」を知っておかないと反省材料として使えないわけです
— さいろす@転職活動中 (@cyross4vocaloid) August 3, 2019
実はこのやりとりは電車の中でやっていたのですが、ここまできたところで降りる駅を大幅に乗り過ごしていたことが発覚。1時間以上かけてもどることになりましたとさ…
ふとQiitaにまとめようと思いつく
で、戻るときにQiitaにまとめるアイデアを思いついたので、今現在この文章をまとめているわけです。
…これは情報として価値高そうなのでQiitaにまとめたほうが良さそう。
— さいろす@転職活動中 (@cyross4vocaloid) August 3, 2019
すみません、 @GOROman さんのツイート、引用させていただいてもよろしいでしょうか。
(…実はGOROmanさんに上記ツイートをRTしていただいたのですが、まだ許可は頂いていません(汗))
まとめ・謝辞
ごろまんさんすげぇ
複雑に絡んだなやみを解きほぐしてくれたよ!
あと、QiitaでTwitterのツイートを埋め込む方法を以下の記事で知りました。ありがとうございます。
最後に
コミュニケーションスキルを見直す道筋が見えたということですが、もはや経済的に時間がないため、このような人でよろしければ雇ってください!お仕事ください!
LAPRASのプロフィール貼り付けておきますので、ぜひご一瞥を…
補遺・外交的とコミュニケーション力は違うという話
これまでのやりとりの中で、もう一つ大事なことを教えていただきました。
凄い味噌なのは外交的である事とコミュニケーション力(プロトコルのダイナミックレンジ)は別であると言う事ですねw https://t.co/ODTq15qJlr
— ごろまん (@GOROman) August 3, 2019
外交的? はて? と思ってググったところ、こんな記事を見つけました(言葉は「外向的」となっていますが…意味はほとんど同じでしょう)
これを読み進んでいくと、ごろまんさんの仰っていることがおぼろげながらわかると思いますので、おすすめだと思います。
要は、外へバンバンでることはなくても、正しい(一般常識的な?)コミュニケーションプロトコルを持っていれば、本を読んだり一対一で話したりしても十分価値はあるという意味に捉えました。
補遺2
わかりやすすぎるまとめでした。
ヒトのコミュニケーションというのは要は
— ごろまん (@GOROman) August 4, 2019
人間<->人間 間通信
ですね。相手のスピードに合わしたりネゴシエーションでヘッダ読んで共通プロトコルを合わせたり。リーダーとかマネージャーは色んな人とプロトコルを合わせる必要がある。別に外向的で無くてもコミュ力はアップできる気がしますね https://t.co/iSafLMRY3W
追記(2019.9.9)
とある会社の1次面接で非常に波長の合う方と面接し、「ぜひ欲しいです!」という言葉まで頂いたのですが、このとき、「東京本社希望ですが、大阪事務所もありますよ」という話に乗るのは早計でした…。大阪での面接がまったくプロトコルが合わず落ちました…OTL