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JiraにCSVファイルをインポートする方法

Last updated at Posted at 2025-10-26

Jiraにファイルをインポートする時に苦労したので、下記に手順を示しておきます。
なお、もっと簡単な方法もあると思いますので、参考程度に読んでください。

前提条件

  • 2025/10/25時点
  • JiraはFreeプランを使用しています。なので、Epic、Story、TASKの3段階設定ができません。
  • CSVファイルはGithub Copilot上でAIツールが作成しました。下記はCSVファイルの例です。
Issue Type,Summary,Description,Priority,Story Points,Sprint,Assignee,Due Date,Epic Link,Parent,Labels
Epic,プロジェクト準備,体制確立,Highest,,,user@example.com,2025-12-31,,,"phase1,foundation,setup"
  • CSVファイルは、Epic、Storyを設定するものと、TASKを設定するものの2つに分けて準備します。(Storyは今回使えませんが、設定はしてます)
  • CSVファイル内の日付フォーマットはyyyy-MM-ddに統一しておきます。
  • Sprintは今回してできないので、フィールドを空にしてき、最後に手作業で設定します。

Jiraでの作業

1. スペース作成

 Jiraのメニューでスペースを作成します。以下を選択していきます。

  • scrum
  • use template
  • Select a Company-managed space
  • Name にスペース(プロジェクト)名を入れて、next

2. キーの確認

 スペースができたら、左側メニューのスペースの…をクリックしてManage Spacesを選択します。ここでキーを確認しておきます。

3. Jiraフィールドの表示設定

 CSVを読み込ませる時に、CSVのフィールドに一致するJiraフィールドを選ぶ必要がありますが、デフォルトではEpic LinkとStory Pointが表示されません。
 そこで、これらがCSV読み込み時に表示されるように事前に設定しておきます。

設定ボタンを押します。
image.png

ドロップダウンでwork Itemを選択します。
WORKItemSelect.jpg

 左側のフィールドを選択し、その右のリストからEpic linkを探し出し、右端にある3点アイコンをクリックし、Add field to Screenを選択します。
EpicLinkSelect.jpg

Default Screenで先ほどチェックしておいたキーのscreenが2つ見つかります。それらの右端のチェックボタンが空欄になっているので、チェックして一番下のupdateを押します。
HHRDadd.jpg

acreenUpdate.jpg

Story Pointも同じ手順で設定します。

4.CSVファイルの読み込み(Epic、Story用)

スペースに戻り、上部のメニューでListをクリックします。.
selectList.jpg

右上に3点アイコンが表示されるのでクリックして、Inport work Items from CSVを選択します。
ImportCSV.jpg

ファイルの選択でEpicとStoryが入ったCSVを選択して、Nextを押します。
次の画面で下記の設定を行います。

  • Import Project:クリックして作成したスペースを選択します。
  • Field Encoding:そのまま
  • Delimiter:そのまま
  • Date format:下図のようにyyyy-MM-ddと入力し、Nextを押します。
    dateFormatAssign.jpg

CSVフィールドに一致するJiraフィールドをマップしていきます。
assignField.jpg

Map Field Valueをすべてクリックしておきます。その後、Nextを押します。
MapFieldValue.jpg

画面下部のValidateコマンドでImportに問題ないか確認します。
問題があれば修正し、Validateで問題がなくなったら、画面下部のImportボタンを押してImport完了です。

5. CSVファイルの読み込み(TASK用)

一度、スペースに戻り、Listを表示させます。すると、各Epic,StoryにEpic Linkがついています。
EpicとStoryが関連付けられていないので、各Storyを開き、右側のParentをクリックし関連するEpicを選択します。
また、TASK用CSVで各タスクのEpic Linkのフィールドに上記で確認したEpic Linkを挿入しておきます。

後の、CSVファイルの読み込み方法は、(Epic、Story用)と同じです。

これで、CSVファイルをJiraにインポートできました。

Sprint設定

今回の方法では、Sprintを自動で設定できないので、自分で設定します。
この時、Sprint1を開始しないと、次のSprintを設定できないので、複数のSprintを設定しておきたい場合は、Sprint1にタスクをアサインして開始をしてから、以降のSprintを設定します。

まとめ

以上でJiraにCSVのインポートが完了しました。
ほかにも、スペース作成時にインポートする方法があるのですが、CSVフィールドとJiraフィールドの対応で、表示されないJiraフィールドを表示させる方法がわからず断念しました。今後、機会があれば試そうと思います。

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