2021年OpsRampアドベントカレンダー12月6日分の投稿です。
概要
OpsRampでは検知したアラートをインシデントとして登録し、対応状況を管理することができます。
それでは使ってみたいと思います。
アラート作成
インシデントを作成するためにアラートを発生させてみます。
OpsRamp監視エージェントをインストールして、サービス監視しているWindowsサーバにログインしてIIS管理サービスを停止します
状態がブランクになったことを確認します
インシデント作成
アラート一覧にIIS管理サービスのアラートが表示されているので、Action/statusで"インシデント"を選択します
件名と説明はデフォルトで入力されているのでそのまま利用して、"作業者"の項目で"Assign to me"をクリックして自分に割り当てます。
つづけて優先度で"High"を選択し、期限も設定しておきます。最後に"保存"をクリックします。
アラート一覧に戻り、"select"からインシデント番号に替わっていることを確認して、このインシデント番号をクリックします。
インシデントの内容が表示されます。
インシデント対応
ここから対応内容を記録していきます。コメント欄に対応内容を入力してインシデントを"Open"にします。
今回は原因が分かっているのでIIS管理サービスを再起動して復旧させます
実行中になりました
※ここで、サービスの再起動を検知して、アラートが自動的に復旧されます。
インシデントのコメント欄に対応内容を入力して更新します。
上の画面だとOpenのまま更新していますが、サービスが再起動してアラートが復旧されているので、自動的にResolvedに遷移していました。
対応が完了したのでCloseしておきましょう。
"ステータスフロー"のタブで状態遷移が確認できます
サービスデスクの一覧からも状況を確認することができます。
おわり。