2021年OpsRampアドベントカレンダー12月4日分の投稿です。
概要
OpsRampでもWEBサーバの応答性能などをモニタリングする外形監視が可能です。
今回はQiitaに対してHTTPSの監視を設定してみたいと思います。
外形監視の設定
利用できる外形監視の一覧
項目 |
---|
HTTP/HTTPS |
DNS |
PING |
SIP (VoIP) |
TCP/UDP |
IMAP/POP3/SMTP/RTT (Mail) |
SSL |
FTP |
SCRIPT -HTTP Synthetic Transaction |
※OpsRamp公式ドキュメント
https://docs.opsramp.com/solutions/monitors/synthetic-monitors/
監視ロケーション
ロケーションは最大3つ選択できます。
ロケーション |
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Asia Pacific (Singapore, SG) |
Europe / Middle East (Longon, England, UK / Frankfurt, DE) |
North America (Atlanta, GA, USA / Atlanta, GA, USA-2) |
設定手順(HTTPSの場合)
外形監視を利用するには、クライアント(≒テナント)作成時に設定したマネジメントプロファイルで有効にする必要があります。外形監視を有効にしたいマネジメントプロファイルをクリックします。
"Synthetics Agent"をONにします。
それでは監視の設定を追加していきましょう。
"Resources" > "Synthetics" > "Add" をクリックします。
"HTTPS"を選択します
HTTPS監視に必要な設定項目が表示されるので入力して"Save"します。
※今回はログインなどしないので"Authentication Type"は指定しませんでした。
このままだと何も監視してくれないので、監視テンプレートを割り当てます。
追加されたHTTPS監視をクリックします。
"Monitors" > "割り当てるテンプレート" をクリックします
コレクターは"Synthetics"のままにして、任意のテンプレートを割り当てます。
これでHTTPS監視が始まりました。
動作確認
数分すると”Metrics"にグラフが表示されます。デフォルトで8項目のメトリクスが取得されています。
他にも監視項目があるので今後試してみたいと思います。
おわり。