諸注意とおことわり
現状WindowsTerminalには自動で追加される機能がないため自分で設定するが、今後は自動追加が実装されると思われること
また、レジストリを操作する必要があるため、ミスってふっ飛ばしても責任は取れないこと
かなり端折ってるのでわかってる人だけ読んでくりゃれということ(画面スクショ撮るの思ったよりめんどかったねん……)
環境は
-
Windows 10
- 1909
-
WindowsTerminal
- 0.11.1251.0
以上のことをあらかじめ明記しておく
目的
WindowsTerminalがちゃんと使えるレベルまでが来たらしいので、乗り換えてみようと思ったものの、目下のところ任意のディレクトリにおいて「で開く」が設定されていないため、自分で設定しようというはなし
やりかた
- Windowsの設定のアプリから、
アプリ実行エイリアス
でWindowsTerminalのエイリアスwt.exe
を有効化しておく - レジストリエディター
regedit
を立ち上げる - 対象のキーは
自分のユーザーだけの場合HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\CLASSES
、
全てのユーザーに対する設定としてはHKEY_CLASS_ROOT
それぞれの下にあるDirectory\Background
のShell
にキーを追加する。また、フォルダを選択しておいて開くという挙動のために、Background
と同レベルにある、Shell
にも次のキーを設定すると良い - 右クリックの
新規
からキー
追加する。キー名は任意で良い - 追加したキーの内容(キー選択時に右側に出る
(既定)
のキーのこと)には、実際に右クリックしたときに表示されるメニュー名を指定する e.g)Windows Terminalで開く
など - 更にそのキーに対してサブキーを追加し、名前は
command
とし、そのサブキーには
C:Users\{ユーザー名}\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps\wt.exe new-tab -d "%V"
と設定する。ただしこれは場合によっては違う可能ことも考えられるので、whereコマンドなどで先にwt.exeの実態がどこにあるのか調べておくと良い。(なお、whereコマンドはPoweShellでは違うコマンドレットにエイリアスされているっぽいので、PowerShel上ではcmd /c where
とやることをオススメする)
ちなみに%V
はディレクトリを展開するプレースホルダーだそうだ - 以上で、右クリックメニューにWindowsTerminalで開くが追加されているはずだ