はじめに
こんにちは。
Claude Code使っていますか?
もし使っていたなら、以下の概念を目にする機会が増えてきたと思います。
- hook
- skill
- agents
- memory
そして、率直に「なんかすごそうだがよく分かってない」という方も多いと思います。
自分も手探りでやってはいましたがこれに近い状態でした。
なので最新のコミュニティの成功例や、論文をリサーチして以下のものを作りました。
⇒ 1枚のmdファイルをClaude Codeに渡すだけで“全部使える状態”にするドキュメント
そう、読ませるだけでいいのです。
いいんだよ、面倒くさいことは知らなくても…(にっこり)
公開リンク
ドキュメントは以下のリンクから見れます。
これで何をするのか
やることはシンプルです。
指定するパスのCLAUDE-UPGRADE.md に従ってこのプロジェクトを安全にアップグレードして
とClaude Codeに指示するだけ。
すると以下のことを一通りやってくれます。
- プロジェクトの状態を確認
- バックアップ作成
- 設定ファイル生成
- hook / skill / agents / memory の仕組みをセットアップ
- 動作確認
これで「調べながら一個ずつ設定する」を全部スキップできます。
つまりとりあえず使いながら理解していけるということです。
何ができるようになる?
① hookが使えるようになる(=やばい変更は自動で止めてくれる)
- hookが危険なコマンドをブロック
- 変なコードを書いたらその場で検出
- ルール違反を自動チェック(記録したアンチパターンが差分にないかを見る)
⇒ 確認を手順化してAIの認知負荷を下げる
② skillが使えるようになる(=便利機能が増える)
- レビューを自動で2視点からやる
- セッションの引き継ぎをまとめる
- 学びを記録する
⇒ Claude Codeの運用を改善するための「入れて損はない」スキルを導入
③ memory(メモリ)が整理される(=忘れなくなる)
- 作業内容を自動で保存
- 次回起動時に読み込み
- プロジェクトの知識が蓄積される
⇒ 「前に何やってたっけ?」や「このセッションでここまで作業終わらせないと……」が消える
④ agentsが分業してくれる(=変な挙動が減る)
- Agentでテストを書く役、実装する役、リファクタする役を分離
⇒ コンテキストを切り離すことで「テストが実装に都合よくなる問題」を防げる
⑤ TDDがちゃんと回るようになる
- テストなしの実装をブロック
- 正しい順序でしか進めない
⇒ ④の恩恵を受けつつテスト強制化することで「TDDやってるつもり」から卒業できる
⑥ レビューがちゃんとレビューになる
- 改善視点(良くする)と懐疑視点(疑う)の2つでチェック
⇒ AI特有の全肯定レビューから脱却
⑦ AIがルールを守るようになる
- CLAUDE.mdを毎回ちゃんと読む
- 禁止事項を忘れにくくなる
⇒ 「毎回同じこと言う」必要が減る
⑧ 長時間使っても崩れにくくなる
- セッションが長くなっても安定
- 情報が外に保存される
⇒ 「後半で雑になる問題」が減る
⑨ 学びがプロジェクトに残る
- PRごとに知見を保存
- 次回の開発で再利用
⇒ 「同じミスを繰り返す」が減る
⑩ コストが見えるようになる
- 使用量を自動で記録
- 月単位で確認
⇒ 「なんとなく高い」「よくわからんけどもう使用量がない……」を防げる
つまりどうなるのか
一言でいうとClaude Codeの“なんかすごい機能”が全部使える状態になる!!
導入前:
- hook?使ってない
- skill?よく分からない
- memory?意識してない
- agents?聞いたことある
導入後:
- hook → 決まったタイミングで勝手に頑張ってくれる
- skill → 汎用性高いコマンドを使える
- memory → 自動で整理される
- agents → 分業すべきところを分業してくれる
「よく分からない」→「使ってる」に変わり、実際の動きを見ることで使いながら理解していける。
運用のコツ
導入後はこれだけ意識すればOKです!
■ 中身を気にしない
- hook や skill の詳細は後回しでOK
- まず動かす
⇒ 触ってるうちに実際の動き見て理解できる
■ Wave単位で計画的に導入する
- 一気に全部入れなくていい
- 違和感があれば止める
■ タスクごとにセッションは分ける
- 1タスク1セッション
- 長くなったら区切る
⇒ これはセッション終了時に回るhookがあるため。
■ 困ったら生成されたファイルを見る
- いつ使われるか全部書いてある
- ヒントになる
導入したskillの使い方(ざっくり)
このドキュメントを入れると、いくつかのskill(便利コマンド)が使えるようになります。
ただし大前提として全部毎回使う必要はありません。
まずは「必要になったときに使う」くらいでOKです。
■ レビュー
/adversarial-review
- 改善視点+懐疑視点の2方向レビューを実行
⇒ 使いどころ
- PR出す前
- 「これ本当に大丈夫か?」と思ったとき
⇒ 効果
- 見落とし・要件ズレをかなり減らせる
■ 引き継ぎ・整理
/generate-handoff
- 今の作業内容をまとめて次回用メモを作る
⇒ 使いどころ
- 作業を中断するとき
- キリのいいところ
※ これはセッション終了時hookでも自動実行されますが、
⇒ 「ちゃんと整理したいときは手動でやる」と質が上がります
■ 学習・記録
/log-learning
- 今回の作業で得た学びを記録
⇒ 使いどころ
- バグ直したあと
- 「これハマったな」と思ったとき
⇒ 効果
- 同じミスを繰り返さなくなる
結局どうSkillを使えばいいか
最初は👇だけ覚えればOKです。
① 普段は何も使わなくていい
- hookが勝手にやってくれる
- 最低限の記録は自動で残る
⇒ まずは普通に開発するだけでOK
② 不安なときだけ手動でレビュー指示を行う
⇒ /adversarial-review
これだけでもかなり変わります。
③ 慣れてきたら学びを残す
⇒ /log-learning
これをやるとClaude Codeが学びを記録してくれます。
④ 丁寧に終わりたいときだけ整理
⇒ /generate-handoff
先述の通りhookで自動呼び出しされますが、手で呼び出すのもアリ。
Skillについてまとめ
- skillは手動で使うことができる
- ただ毎回使う必要はない
- 必要なときだけ使えばOK
おわりに
このドキュメントは、Claude Codeの「よく分からない便利機能」を全部使える状態にするショートカットです。
- 難しいことは後回しでいい
- とりあえず入れるだけで効果が出る
- 必要になったら理解すればいい
「ちゃんと使えば強いのは分かるけど、そこまでやるのは面倒」
と思っていた人にちょうどいい入口になっていると思います。
一度入れてみると、動かした時に
- 「あ、これがskillか」
- 「これがhookで検知してるのか」
みたいに、後から自然に理解もできます。
「ちゃんと理解してから使う」ではなく、使いながら理解していくための手段として使ってもらえれば嬉しいです!!