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【読書感想】アルゴリズム図鑑 増補改訂版 絵で見てわかる33のアルゴリズム

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Last updated at Posted at 2025-09-19

書籍タイトル:アルゴリズム図鑑 増補改訂版 絵で見てわかる33のアルゴリズム

読む時間:03:17

はじめに

池袋のジュンク堂で本をあさっていたとき、かわいいカバーに惹かれてつい一緒に買ってしまったテキストがありました。ところが、購入してから3か月ものあいだ本棚で眠ったままに……。

最近ようやく難しい本を一冊読み終えたところで、脳の休憩がてら軽い気持ちで読み始めたのですが、「なんでもっと早く読まなかったんだろう?」「これ、新卒研修でみんなで読むべき本じゃん!」と思うくらい良い内容でした。

📚 本書の詳細情報

印象に残ったポイント

1. 図解で数学的なものが理解しやすい

データ構造やソート、探索って、業務中によく出てくるパターンですよね。
でも正直、普段は「バブルソート」「ヒープソート」みたいなアルゴリズム名を気にすることはほとんどなくて、for文やJavaScriptのメソッドでサクッと処理していました。

新卒研修のときにバブルソートがちょっと触れられたくらいで、実際にどう動くのか深く理解していたわけではありません。自分でコードを書くときも「これって何ソート?まぁ、動けばいいか」と思ってしまう。
それでも心のどこかで、「一度ちゃんと全部のアルゴリズムを理解してみたい」という気持ちはずっと残っていました。

本書を読んだことで、心がものすごくスッキリしました。
特に、離散数学的なグラフ探索についてもステップごとに丁寧に解説されていて、一見すると難しくて敬遠していたアルゴリズムたちを、ちゃんと理解できるようになったんです。

この本は初心者向けで、軽い解説が中心ではあるけれど、それが逆にとっつきやすくて良かったと思います。
今後はもっと中級者向けのテキストにも挑戦して、理解を深めていきたいです!

2. 数学的なアルゴリズムだけじゃなく、セキュリティーや圧縮なども!

数学っぽいアルゴリズムだけじゃなく、業務で必ず関わるセキュリティ系(鍵交換方式)やファイル圧縮といったテーマも扱われていて、普段は自分で実装する機会がなくても「なんとなく知ってる」レベルで触れてきたアルゴリズムたちの裏側が、ようやく一連の処理として理解できました。

特に公開鍵・共通鍵・ハイブリッド式などのセキュリティ分野は、双方の通信の流れを交えてステップごとに解説されていて、以前は「なんとなく理解したけど、この部分があやふや…」となっていた点も、すっきり解消できました!

3. アルゴリズムだけじゃなく、計算時間も!

業務で本当に重要なのは、「どのアルゴリズムを採用すれば効率が良いか」「CPUやメモリに余計な負担をかけないか」といった観点です。
つい単純に for 文で実装しがちですが、それが必ずしも最善策ではない可能性もある。じゃあどう時間を見積もるのか? よくわからないまま「とりあえず動けばいいじゃん」としてきた部分があり、ずっともやもやしていました。

本書は各アルゴリズムの仕組みを解説しつつ、実際に動作するとき「時間をどう消費するのか」を丁寧に説明してくれるので、O(log n) といった一見わかりにくい計算もすっきり理解できました!

まとめ・感想

本書は「初心者向け」とはいえ、実際には 半年〜1年ほどの業務経験がある人に向いている気がします。
内容自体はとてもわかりやすいのですが、まったく左右もわからない新人が、いきなり「ハッシュテーブル」を読んで理解したとしても、「で、どんな場面でどう使うの?」と頭にクエスチョンマークが浮かんでしまい、きっとすぐ忘れてしまいそうです。

さらに、PCの「0と1」の概念を何も知らない状態ではさすがに厳しいです(笑)。
log やべき乗といった 中学〜高校レベルの数学知識 があると、よりスムーズに理解できると思います。

このぐらいの経験がある新人であれば、あやふやな理解をしっかり整理できるので、本書はとてもおすすめです!

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