LambdaはStatelessアーキテクチャ
Lambda関数は通常、ステートレスなアーキテクチャで実装されます。これは、各リクエストが独立しており、Lambda関数間で状態を共有しないことを意味します。この場合、セッション管理はクライアント側で行われることが一般的です。クライアントは、認証トークンやセッションIDを使用して状態を管理し、必要に応じてそれらをリクエストに含めます。
外部のセッション管理サービスを使用する
外部のセッション管理サービス(例えば、Amazon CognitoやAuth0など)を使用して、ユーザーの認証とセッション管理を行うことができます。これらのサービスは、ユーザーの認証情報やセッション情報を安全に管理し、Lambda関数からそれらの情報にアクセスすることができます。
ステートフルなLambda関数
一部のユースケースでは、ステートフルなLambda関数が必要な場合があります。この場合、Lambda関数内でセッション状態を保持する必要があります。例えば、DynamoDBやElastiCacheなどのデータストアを使用して、セッション情報を保持することができます。ただし、このアプローチはコストやパフォーマンスの観点から検討する必要があります。
API Gatewayのセッション管理
API Gatewayを使用してLambda関数にアクセスする場合、API Gatewayのセッション管理機能を使用することができます。API Gatewayは、認証やアクセス制御、リクエスト/レスポンスの変換などの機能を提供し、Lambda オーソライザー(JWT)を利用するなり、セッション管理そのものではないが、認可という形の疑似的なセッション管理を行うことができます。
参考サイト