Chromeの履歴をAWSから護る(chrome-extension)

背景

今日調べたアレどこだったかな～

履歴に残ってるハズだよね、、、

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awsコンソールばっかり！

履歴をまったく残さないわけにもいかないし、要らない履歴は消したいし、
そうだ！京都へ行こう chrome-extensionを作ろう

仕様

• 指定したURLだけ履歴から消す
• ワイルドカード指定を可能にする

ブレスト

とくになし。設定画面が面倒くさそう ← 実際そのとおりだった

ファイル構成

前回の反省を活かし、min化しない

root_folder
│ manifest.json
│ options.html
│
├─img
│ icon-128x128.png
│ icon-16x16.png
│ icon-48x48.png
│
├─js
│ background.js
│ jquery-3.4.1.min.js
│ script.js
│
└─css
chromeapp.js

ソース

• manifest.json

履歴を削除する権限がhistory
設定をローカルストレージに保存する権限がstorage
多言語対応はめんどくさい

manifest.json

{
  "name": "off-the-record History",
  "version": "1.0.0",
  "manifest_version": 2,
  "description": "off-the-record history",
  "permissions": [
    "history",
    "storage"
  ],  
  "background": {
    "scripts": ["js/background.js"]
  },
  "icons": {
    "128": "img/icon-128x128.png",
    "48": "img/icon-48x48.png",
    "16": "img/icon-16x16.png"
  },
  "options_ui": {
    "page": "options.html",
    "chrome_style": false
  }
}

• script.js

設定画面のjsなので省略
jquery-3.4.1.min.js も設定画面用

• background.js

設定とmatchしたら、chrome.history.deleteUrl するだけ。
イベントはconsole.logで確認し、onVisited のみにした。
matchしたらすぐに処理を終えたいので for (var i=0;・・・ を使用した。forEachはbreakできないそうな。

background.js

chrome.history.onVisited.addListener(function(history_item) {

    chrome.storage.sync.get([chrome.runtime.id], function(val){

      var jsonstr = val[chrome.runtime.id];
      if (!jsonstr) {
        return;
      } 
      var patterns = JSON.parse(jsonstr);
      if (0 == patterns.length) {
        return;
      } 

      for (var i=0; i<patterns.length; i++) {
        var pattern = patterns[i];
        if (!pattern.checked) {
          continue;
        }

        if (history_item.url.match(pattern.regexp)) {
          chrome.history.deleteUrl({url: history_item.url});
          break;
        }
      }
    });

});

注意点

前回の注意点と同じ

公開

off-the-record History

自分で言うのもなんですが、便利です。
今のところ以下の4つを指定しています。

履歴除外設定

https://*.slack.com/
https://*.aws.amazon.com/
https://*.heroku.com/
https://photos.google.com/

課題

• 設定をインポート＆エクスポートできると便利

めんどくさいので万年課題。ユーザー数が1000超えたら考えるということで

懸念事項

• 設定URLが増えたときのパフォーマンス。遅いようなら上限数を設ける