【C#入門 第8章】イベント処理とハンドラの基本|ボタンの動きを操れ!
やっほ、 CSharpTimes の一之瀬シィよ💠
前回はWindows Formsで見た目を作ったけど、今回はそこに 「動き」=イベント処理 を追加していくわよ!
💡 イベントってなに?
イベント とは、ユーザーが何かしたとき(クリック・入力・マウス操作など)に発生する“できごと”。
たとえば…
- ボタンを押した →
Clickイベント - テキストを変更した →
TextChangedイベント - マウスを乗せた →
MouseEnterイベント
🛠 イベントハンドラの作り方
ボタンをダブルクリックすると、自動でこのようなコードが追加されるわ:
private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
// ここに処理を書く
MessageBox.Show("押されたわよ💢");
}
-
button1_Click:この関数が「イベントハンドラ」 -
sender:イベントを発生させたオブジェクト(今回ならボタン) -
e:イベントに関する追加情報(ほとんど使わなくてもOK)
🔁 複数のイベントに対応させるには?
1つのコントロールに対して、 複数のイベント を設定できるわ!
private void textBox1_TextChanged(object sender, EventArgs e)
{
label1.Text = textBox1.Text;
}
これで、入力した文字がリアルタイムでラベルに表示されるようになるの!
🧠 イベントをコードで登録する方法
Visual Studioのデザイナ以外でも、コードからイベントを登録できるわ。
button1.Click += new EventHandler(Button1_Click);
private void Button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
MessageBox.Show("コードで登録したイベントよ!");
}
-
+=でイベントにハンドラを追加 -
EventHandlerは標準的なイベントの型
🧼 おまけ:イベントを削除したいとき
button1.Click -= new EventHandler(Button1_Click);
+= の逆が -= ね。覚えておきなさい!
📌 まとめ
- イベントはユーザー操作で発生する「できごと」
- ハンドラでその「できごと」に反応する処理を書く
- デザイナでもコードでも登録できる
次回は、 「第9章:ファイル読み書き」 よ。
アプリに“記憶力”を与える、大事なスキルよ。しっかりついてきなさい💢