中国でのインターネット関連のビジネスの難しさについて前回投稿した。
今回はそのソリューションとなるCloudflareのサービスについて触れていく。
CloudflareのChina Network
Cloudflareが提供するChina Networkとは、中国国内と国外をつなぐ通信に関するインフラとセキュリティを整備したサービスである。
利用の対象となるのはグローバル(中国含め)に展開する中国ユーザ向けの通信を行なうWeb企業で、主にネットワーク遅延やパケットロスのリスクをクリアにして安定性能が提供されている。
そして高速アクセス、安定性、セキュリティ強化を同時に実現できることを大きな強みにしている。
コンテンツ配信企業が有力なターゲットか
中でも中国国内で動画などのコンテンツを配信するビジネスをしている企業にとって嬉しいサービスになるだろう。
世界的なエンタメ、スポーツイベントなどでのリアルタイム配信などではかなりの大多数のユーザからのアクセスが見込まれるそのためのCDN領域や、再生遅延がビジネスの評価に直結してしまう動画配信において、中国国内で数十のエッジ環境を準備していることで遅延リスクを少なくしている。
DDoS攻撃などの悪意ある攻撃への対応も機能として搭載しているため安全性も含めてサービスの利用が可能になっている。
前提条件の存在
ただこのCloudflareのChina Networkの契約さえすれば、やりたいことが全てできるかというと事前確認が必要な部分もある。
まず動画コンテンツでも中国当局からの検閲があるため、ここで許可が出ないとビジネス自体ができなくなる。
またデータの一部を中国国内で保存するための法律がおそらくまだあり、それに則ったデータ管理をしなければならない。
ICPライセンスと呼ばれる中国でのインターネットビジネスを行なうために必要な登録制度があり、ドメインなどはこのライセンス適用のものを使用しなければならない規則もある。
人口が圧倒的に多い中国でのビジネスが当たれば巨大な利益を得られる可能性がある一方で、そのための準備や対策は多くの手間が必要になる側面もある。前回投稿にも記載したように政治リスクもあるので、中国でビジネスを行なっている企業は毎回ヒヤヒヤしていることだろう。
ひとりごと
年末にNetflixの人気ドラマシリーズ「Emily In Paris」の新シリーズが年末からリリース。だけど見れていない。
最近はNetflixの作品自体、視聴が随分ご無沙汰で。今はもったいないサブスク出費となっている。
仕事に時間かけないで、自分の趣味に時間をかけられたらいいな。暇な時間を作る努力も肝心だ。