デジタルアーカイブ
色々なデータを集約してアーカイブするものと思えばいいでしょう。(個人的にはそういう捉え方で使っています)
「超簡単にEvernoteを活用するたった3つのルール」という記事でも書きましたが、整理しなくていいからとにかく放り込んでおいて、見たいときに検索して探せばいいという使い方でもOKなのも良いところです。ローカルで作業したり開く必要があるもの以外はEvernoteに保存してデバイスから削除してしまってもいいのです。
扱う主なデータ
Evernoteで扱える主なデータは下記が挙げられます。
1. メモ
- メモや議事録、アイデアなど書き物類はさっとノート作って書いておきましょう。
- ノート内に表を書いたり(表計算はできません)、チェックリストや箇条書きなど各種書式を使うこともできます。
- ミーティングやタスク、出かける予定など日時が決まっているものは「リマインダー」として日時を設定して通知を出すこともできます。Sunriseというアプリはアカウントを連携させればリマインダーをカレンダー上に表示してくれるので便利です。
- プレミアムユーザーなら、ノートの更新履歴を遡れるので、原稿などを書いている場合には以前の状態に戻す機能が役立つかもしれません。
2. ブックマーク
- ブラウザの拡張機能やスマホのブラウザからクリップ(保存)することができます。
- URLだけでなく画面も保存できるので、あとでキーワードで検索できるしページに飛ばなくても見返すこともできます。
3. 名刺
- スキャン画像を保存したりモバイルアプリで直接撮影したりしておけば、あとで画像内テキストを検索して探せます。
- プレミアムユーザーなら、モバイルアプリで撮影して名刺と認識すると名前や連絡先などをテキストにしてくれて連絡先に保存することもできます。
4. 写真
- 写真データや、モバイルアプリで撮影した写真を保存しておけます。
- バックアップやアーカイブとして保存しておいてデバイスからは削除して容量を空けられます。
5. 書類画像
- スキャン画像を保存したりモバイルアプリで直接撮影したりしておけば、あとで画像内テキストを検索して探せます。
- モバイルアプリで撮影して四角い輪郭を認識すると歪みとコントラストを補正して見やすい状態にして保存してくれます。
6. その他データ
- 1つのノートに無料ユーザーは25MBまで〜プレミアムユーザーは200MBまでファイルを貼り付けることができます。
- プレミアムユーザーなら、ExcelやWordなどOffice系ファイルの中のテキストまで対象にして検索できます。
その他特徴
プランによってできることが違う
上記でも何回かプレミアムユーザーでないと使えない機能が出てきたように、無料のベーシックとプラス($24.99/年)とプレミアム($45/年)では使える機能や容量の上限に違いがあります。(※料金は執筆現在)
ベーシックは月間アップロード容量が60MBまでですが、プレミアムだと無制限になります。これはあくまで「アップロード容量」なので、ローカルではいくらでもノートを増やすことができます。
詳しくは公式ページの比較表をご覧ください。
私にはどの Evernote 製品が向いていますか?
各種プラットフォームに同期できる
同じアカウントでログインすればWEB、Windows、Windows Phone、Android、Mac、iPad、iPhone、iPod touch、Apple Watchで同じデータにアクセスできます。
WEB版のみでも使える
PC/Mac版だといちいちサーバーにアクセスしなくてもデータを見られる代わりに、ローカルに全ファイルが保存されて容量を使います。余裕のあるコンピューターなら問題ないですが、容量が少ない場合は困るかもしれません。(モバイルアプリはノートの一覧だけ保存していて表示するときにサーバーへアクセスするので、ノートが多くても容量を圧迫しません。)
その場合はWEB版だけで使うという選択肢もありです。しかし、WEB版ではできないこと(ノートブック内の全選択やプレミアムのプレゼンテーションモードなど)もありますので色々使ってみて判断してください。